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06月14日-03号

  • "繰越明許費繰越計算書"(/)
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  1. 塙町議会 2021-06-14
    06月14日-03号


    取得元: 塙町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-05
    令和 3年  6月 定例会(第5回)          令和3年第5回塙町議会定例会会議録議事日程(第3号)                     令和3年6月14日(月)午前9時開議日程第1 一般質問日程第2 発議第1号 塙町議会会議規則の一部を改正する議会規則の制定について日程第3 議案第38号 塙町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第39号 固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第40号 塙町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第41号 塙町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第42号 塙町滞在型交流施設湯遊ランドはなわ」設置条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第43号 塙町下水道条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 議案第44号 白河地方広域市町村圏整備組合規約を変更する協議について日程第10 議案第45号 令和3年度塙町一般会計補正予算(第1号)日程第11 議案第46号 令和3年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第12 報告第1号 令和2年度塙町繰越明許費繰越計算書について日程第13 報告第2号 法人の経営状況について日程第14 報告第3号 法人の経営状況について日程第15 同意第1号 教育委員会委員の任命について---------------------------------------本日の会議に付した事件 1 一般質問 2 発議第1号 塙町議会会議規則の一部を改正する議会規則の制定について 3 議案第38号 塙町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について 4 議案第39号 固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について 5 議案第40号 塙町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第41号 塙町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第42号 塙町滞在型交流施設湯遊ランドはなわ」設置条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第43号 塙町下水道条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第44号 白河地方広域市町村圏整備組合規約を変更する協議について10 議案第45号 令和3年度塙町一般会計補正予算(第1号)11 議案第46号 令和3年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)12 報告第1号 令和2年度塙町繰越明許費繰越計算書について13 報告第2号 法人の経営状況について14 報告第3号 法人の経営状況について15 同意第1号 教育委員会委員の任命について追加日程第1 委員会の閉会中の事務調査の件追加日程第2 議員派遣の件---------------------------------------出席議員(13名)     1番  金澤太郎君      2番  菊地哲也君     3番  鈴木元久君      4番  吉村守広君     5番  七宮広樹君      6番  下重義人君     7番  吉田広明君      8番  青砥與藏君     9番  吉田克則君     10番  鈴木 茂君    11番  藤田一男君     12番  鈴木孝則君    13番  割貝寿一君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     教育長       秦 公男君  総務課長      白石憲男君     町民課長      近藤正伸君  健康福祉課長    藤成寛味君     農林推進課長    江田一寛君  まち振興課長    吉成知温君     まち整備課長    藤田衛昌君  生活環境課長    大寺弘文君     会計管理者     星 忠吉君  農業委員会事務局長 渋谷孝弘君     学校教育課長    佐藤光一君  生涯学習課長    生田目敏夫君    選挙管理委員会書記長                                白石憲男君  代表監査委員    金澤忠良君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    藤田淳一      書記        関根宏二               開議 午前 9時00分 △開議の宣告 ○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(割貝寿一君) これから諸般の報告を行います。 本日付にて町長から追加議案1件が提出されました。その議案をお手元に配りました。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △訂正の申出 ○議長(割貝寿一君) 次に、説明員、学校教育課長から発言を求められていますので、これを許します。 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) おはようございます。 6月11日の一般質問の答弁の内容に誤りがございましたので、訂正をお願いいたします。 4番、吉村議員の質問の、児童生徒等代替バス交付金に国・県の補助があるかの質問でございましたが、補助金はないと説明いたしましたが、再度内容を確認したところ、国庫補助金、補助金名、僻地児童生徒援助費等補助金の一部12万4,000円の歳入を見込んでおりました。訂正をお願いいたします。 大変申し訳ありませんでした。 ○議長(割貝寿一君) これで、学校教育課長の発言を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(割貝寿一君) 日程第1、11日に引き続き、一般質問を行います。---------------------------------------青砥與藏君 ○議長(割貝寿一君) 8番、青砥與藏君、登壇願います。 持ち時間は10時2分までです。 青砥與藏君。     〔8番 青砥與藏君登壇〕 ◆8番(青砥與藏君) おはようございます。8番議員、青砥與藏です。 今日の一般質問は、塙町の将来像をどのように考え、執行していくのかをお伺いいたします。議場の中にいます町長はじめ各課長の執行部、年間事業、そして中長期的な事業計画を行いまして、私たち議会議員が審査、決議していく。当たり前のことでありますが、結果的にはうまくいく場合もあるし、そういかない場合もあります。的確な創造はなかなか難しいという状況ではあります。時には微調整をしながら事業計画、そして執行している、そういう状況だろうと思います。 私、何度か質問しています話なんですが、2040年、全国で1,740の市町村がありますが、この市町村の半分の市町村が行政破綻するんだというような話が実は経済学者から出ているという話を何度かしたと思いますが、現実的にはあり得ることなんだということを踏まえながら考えなければならない、そんな思いがあります。それを前提に今日の一般質問は、塙町の10年、20年先の話でありますが、行政執行がどのような形で進んでいったほうがいいのか、そんな話を伺っていきたいと思っております。 最初に、教育の理想形とはどういう形がいいのか、学校教育はどのような形で考えていくべきなのか、こんなところで質問させていただきます。 1980年、ゆとり教育というのが行われました。学校授業の短縮ということで学力低下があるんではないか、そして土曜日の子供の面倒は誰が見るんだというような話、こんな話がありました。このゆとりというのは教育関係者のゆとりではないのか、そんなあしき話がきっと強かったなというふうに考えています。 別な面で見ますと、金太郎あめ的な子供たちをつくる、そんな缶詰型教育というところから、選択肢科目を導入することで、思考力などの項目では結果的に個性あふれる子供たちが増えたなとそんな思いもあります。また、共助意識、共助というのはお互いさまで助け合うという意識とか集中力低下という子供たちが増えたのではないかな、そんな思いもあります。このゆとり教育からニートというような言い方をされる子供たちも増えたのかなとそんな思いもあります。 これから学校教育はどのような方向で将来進んでいったほうがいいのか、そんな話をざっくりながらも、教育長、そして町長からお伺いしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えを申し上げます。 学校教育の将来像をどのように考えるのかということでございますが、今年度も作成しております塙町第五次長期総合計画に基づきまして策定いたしました塙町教育大綱にありますように、「進んで学び、生きる力を育み、心豊かでたくましい人づくり」「学びの世界を拓き、生きがいとつながりを持つ地域づくり」を目指してまいります。今後数年間はこのような形でまいります。塙町の教育大綱そのものということで、今後そのような形で進んでまいりたいと思います。 そして、ふるさと塙を慈しみ、塙町を守り育てる子供たちの教育を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、教育長のお話にもありました、塙町を守っていく子供ですか、私の教育に対する基本的な考え方、これだけを申し述べさせていただきます。 これは、これからしっかりとそれに取り組んでいきたいという思いもございます。町を守る、そして地域を守る、小さく言えば県ですか、このエリアを守り、そして国を守る、このことが、これからの子供たちの教育の中では一番優先されるべきことだろうと私は思っております。 やっぱり国体と申し上げますか、これがしっかりしていなければ安寧の生活はない、全てがその根底には国の安寧、これが一番我々の生活にとっては基本になるとこのように思っておりますので、これからの生活は町を守り、地域を守り、国を守る、決して戦争するとか云々という話ではないです、しっかりと守れるようなそういうふうな体力づくりと申し上げますか、いろんな方法あると思うんですけれども、町としてもその一環として少しずつ前に進んでおるとこのような思いでおります。
    ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 少子化ということで、皆さん小さく物を考えるという話もあるんですが、江戸時代の話から考えてみれば、当然そんなに減っていないよという話になるかと思うんですよね。むしろ江戸時代より多いよという話もあります。今、町長が言われたように、やはり少数の子供たちであっても、この子供たちがしっかりして、社会に順応して、社会を形成していく、そんな子供たちが出来上がれば一番いいと思うんです。 ただ、問題は、今、現状の中にニートと言われる子供が多い。それから意識の低下というんですか、あなたは何将来やりますかと言ったら社長になりますなんて言う子供が少なくなったというのは何かが減っているんだろう、何かが欠落しているんだろうなというふうには思うんですが、その別な面では、やっぱり個性的な子供が増えたとこういうプラスもある。しかし、こういう結果が出ている部分をどのように調整していくかというのも行政の仕事なんだろうというふうに思うものですから、これからも教育長、そして町長に意識しながら教育行政をしていただければと考えます。よろしくお願いします。 次に、少子化による複式学級を嫌って、父兄の方が学校統合がいいということで、塙小学校に統合したという常豊小学校があります。これが同じように笹原小学校も少子化が進んでおります。常豊小学校は一時、1学年70人ぐらいはいたというふうな話を聞いております。1学年で70人、今の塙小学校そのものが1学年で40人ぐらいですから、とんでもないほど多かったという時代があって、それがどんどん下がっていったという話で、少子化が始まってここまで来てしまった。 この常豊小学校と同じように笹原小学校も少子化が進み、きっと5人とか3人とかという話が、今、1学年ではありますから、複式というような形の話も出てきている。そうすると、父兄の方から複式では嫌だねという話で考えれば、常豊小学校みたいな物の考え方というのですか、父兄の考え方が出てくるのかなというふうに思うんですが、この笹原小学校をどのような形で存続するかという話になると、地元の人は存続してほしい、少数でもいいから存続してほしい、そんな思いもありますし、父兄の方からは、やっぱり切磋する中で子供たちは大いに教育受けてもらいたいというような話もあるんだろうし、この辺を教育長はどのように考えているのか。これからの、先の話なんですが、どのように考えているかお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 笹原小学校の今後のことについてというご質問でございますが、現在のところは笹原小学校の統廃合につきましては実施する予定を考えておりません。今後の方向性はどういうふうにこれから、少子化ということでなってくるかということは判断をしなければならない状況にはなると思います。 現時点で、令和3年度の児童数は6学級で66名と、複式学級が2年生と3年生で1学級となっておりまして、今後、複式学級が1学級または2学級ということで推移してまいるというふうに予想を立ててはおります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 少子化だから、生徒数が減ったから学校統合しちゃうかという話は、私は違うんだろうというふうに思います。地域づくりというのは、学校があって子供がいて、老人がいて地域なんだと。そういう形であれば、少数の子供がいる学校であっても維持するというのは別な意味で、大きな意味でプラス要因があるんだろうというふうに思っているんです。 そのためにどういう学校教育というのがあり得るのか、こういうこともちょっと検討しながら、50人以下になっても維持していったほうがいいというような強い意思を持って検討していってもらえれば、地域づくりにはプラスになるんだろうとそんな思いがあります。ぜひ検討してください。 次に、スクールバス利用、そして効率化、このことについて質問いたします。 前回も、前言ったことがありますが、バスに乗っている子供は本当に少ないんです。降りる子供見たらば3人だった、4人だったみたいな話があって、一番多かったのが今でもやっぱり高城から来る、中学校で降りる子の話なんですが9名ほどいました。きっと小学校で降りるということが、塙小学校で降りる子、そして笹原小学校で降りる子供がいるので、全体の把握は私はし切っていないんですが、満杯になっているような状況はきっとないんだろうと思うんです。 これをどのような形で維持していくかというのは、将来の話なんです。全体数が減っていくというお話の中でどういうふうに考えていくか。今、バスでいうと中型というんですかね、最大が40人という単位のバスだと思うんですが、あれをどのような形で切り替えていくかという話も含めてあるんだろうと思うんです。この辺の考えを教育長からお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えを申し上げます。 スクールバス、それから代替バスと、塙町では子供たちのために予算を取って供しているわけでございますが、スクールバスの利用率、そして効率化についてでございますが、詳細なことについては担当課長に答弁をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、スクールバスの現状について説明をさせていただきます。 塙町には町所有の3台のスクールバスがございます。2台が町会計年度任用職員の運転手が運転し、1台が運転手を業務委託しております。また、運行業務をダリア観光バスに委託し、町所有バス3台と委託バス2台で運行しております。 塙町立小中学校等スクールバスは、1つに高城方面、2つ目に常豊方面、3つ目に田代・板庭・中塚方面、4つ目に折篭方面を運行しております。スクールバスの利用率といたしましては、対象となる遠距離の児童生徒の大半が利用しております。また、これに加えることの代替バス、これは福島交通のバスを利用していますが、そういった児童生徒もおります。 それで、スクールバスだけについてを説明いたしますと、利用率、割合です、塙小学校が23%の児童がスクールバスを利用していると。笹原小学校が36%、塙中学校が1%、笹原幼稚園が40%、こども園幼稚部が22%の児童生徒等が利用しております。 また、代替バスでございますが、これについては塙小学校が7%、笹原小学校が36%、塙中学校が22%、笹原幼稚園が10%の利用率となっております。 塙町の所有しておりますスクールバスでございますが、先ほど3台とお知らせしましたが、その中で車種的にいきますと中型バスが2台と、もう一台はマイクロバス、これは小さくて乗車定員、運転手込みで29名乗りというバスを所有しておりますので、これらを利用しながら運行しているところです。 小学校とも幼稚園とも、帰りの便になると2便を出す場合がございます。そういった場合はこういった小さなものをうまく活用して、ロスのないように運行しているような状況でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 今、説明を受けましたけれども、私の中で全体がまだ確定するというんですか、どういう状況か細かく分かっていない。ただ、満杯というような状況から見ればそれはあり得ないし、半分ぐらい乗っているのかなというのが今聞いて、ざっくりの感覚で言えば半分ぐらいは乗車しているのかなというふうに思うんですが。 これから先、どういう時代が来るか分からないんですが、きっと、今現在はお母さん、お父さん、そしてじいちゃん、ばあちゃんが迎えに来たり、学校、中学をサポートしているような状況だろうと思うんですが、この先がどのような形になるか、やっぱりこれ一度アンケートというんですか、どんな状況になっていくか見極めていくというのは必要なのかなというふうに思います。ぜひ無駄なく使っていただければと思うんですが、絶対用意しなきゃならないことも重々承知であるんですが、意味なく車両台数を増やすというのが本当にいいのかというとそうではない、そんなことをちょっと頭に入れながら検討していってもらえればと思います。 次に、塙工業高校の対応策について、前回話したときに、継続してもらいたい、存続してもらいたい、そんな教育長の話がありました。 現実、来年の春まで入学者を募集するという話になります。その後の年からはもう募集しないよという話になって3年間、来年入学する子供たちが卒業するまでは塙工業高校というのは存在するけれども、それ以降はなくなるよ、こんな話になるかと思うんです。町長も教育長も存続してもらいたいという話だけが先行しているようですが、私的にはそれはもう終わったよ、逆に次の一手というのを考えなきゃならないんだろうというふうに私なんかは思っております。 塙の工業高校というのは昭和23年とか24年だったと思うんですが、白石禎美さんが資産を投入してあの学校を開設した。そのときに行われたのが定時制高校、今いう夜間高校ですよね、これが始まったということなんです。このときからやっぱり教育に対する意識というのは芽生えて、この地域が活性化したことは間違いない。 今、定数が少なくなって入学する子供がいなくなって廃校するしかないよ、統合という言い方はあるんでしょうけれども、私的にはもう廃校です。そんな状況の中で、次の一手は何だということを考えなきゃならないんだろうというふうに思っていたんです。 そのときに、国が夜間中学校を推進したいという話があるんです。これ4年ぐらい前になると思うんです。実際今、全国の12都道府県というのが行っています。いろいろ問題はあるみたいなんですが、現状は12都道府県が行っています。中心的には東京の周りというんですか、千葉県とか茨城県とか神奈川県とか埼玉県とかというそういう都市、大都市中心型といえば大都市中心なのかなと思うんですが、国はまだこの夜間中学校をやめようとはしていないです、むしろ推進したいというような話があります。これも実は検討の一つなのかなと。 やっぱり、この難しい社会の中で、学校教育というのは難しくなっているんだろうと思うんですよ。そういうところで追い込まれて学校に行けなくなった子供をどうやってフォローするかという話になって、夜間というやり方で対応しているという話が、この田舎町でできないものかなと。この田舎町でやるとすれば、やっぱり行政という、寮を構えた形で夜間中学というもの、通常の中学校という話はあり得るのかなというふうには思うんです。このあたりも実は検討してほしいなと思うんですが、教育長のお考えをお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 夜間中学につきましては、全国で今、議員さんおっしゃいましたとおり十数都道府県が実施をしているところであります。福島県でも夜間中学をつくろうという動きはございます。今、学び直しということを含めて、これまで学校教育で十分教育を受けられなかった方々を中心に夜間中学の実施を進めているところでありますが、そういった方向も含めて今後の検討をする必要があるかと思いますが、あくまでも塙工業高校の存続ということをしっかり訴えてはいきたいというふうに考えているところであります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) ぜひ、夜間中学校、国も進めたいというふうに言っているし、県もやろうという話があります。これは棚からぼた餅なんて言うと非難される話になるかと思うんですが、これは本当に検討してもらいたい。存続という話であっても、やっぱり第二の手というんですか、そういうものもちゃんと持ち合わせてないと全て失うよという話があるかと思うんです。ぜひ検討してください。 次の質問に移りたいと思います。 増加する高齢者の生活環境の整備について質問いたします。 現在、高齢者の親を見守っているというのは、ちょうど私ら、ここの議場の中にいる60代、そして70代の方々が中心に親の面倒を見ているという状況です。それから外れるというんですかね、そういう状況ではないという人もいるかと思うんですが、あと10年または20年過ぎると、実は私らが介護を受ける側になりますよね。そのときに子供がいない世帯というのが増えるということも実は現実的にあるんです。 労働人口が半分に下がり高齢者が倍増する、こんな世の中が当然10年、20年後には必ず来るんです、もう数字が分かっている。ただ、それをどういう形で行政というのが対峙できるかという話になるかと思うんですが、その一番厳しい状況が目の前に見えているというのは、実は60代の私らが、議場の中にいるほとんどの人がそういう状況になると。その状況を考えて、これから少しずつでも対応していく方向というのを見ていかないと大きな問題が起きる。さっき言ったように2040年の行政破綻という問題も含めて出てくるんじゃないかなというふうに思うんです。 このことを考えて、最後は私らは嫁と二人で老老介護みたいな形になる、一人が欠けたらば孤独死というような方向になっていくのかなと。そこまで卑下した話をする必要はないのかもしれないですが、でも、こういうのもあり得るんだということを前提に考えていかなければならない。こういう、そんなに遠くない、近い将来の老人世帯の環境というのをどういうふうに考えていったほうがいいのか、これを町長にざっくりながら、絶対にとは言えないと思うんですが、こういう流れだったらいいんじゃないかなというのはきっとあるかとは思うんですが、お伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ざっくりとということで、ざっくりと話させていただきますけれども、現況、高齢者がどうかということで、金銭的な問題ですか、お金で賄うということがだんだん難しくなってきておることは、これは事実であります。実際に、財政破綻とまではいかないまでも、かなり大きなお金の支出をこれからも強いられることになるだろうと。これはこれで町の財政が耐え得るうちはよろしいかとは思うんですが、その間、私は1つだけ、この町らしく頑張っておる部分、これは自慢できると申し上げますか、方向性としては間違っていないとこう思っておることはございます。それは、高齢者の健康維持のための各種の事業です。地域でのこの健康教室、相当のその事業、幾つかやっておるわけです。これが比較的、その意味でうまくいっている、こういう感じを持っております。 と申し上げますのは、よそと比べますと、その介護等々の全体量から見ると、塙町は比較的少ない。何よりもそれを実感させられるのは88歳の米寿のお祝い、これに出かけたときに大変皆さんしっかりしていらっしゃる。しかもお家の中もきれいに、独りで暮らしておっても本当にきれいにして、しかもしっかりとした生活を送っていらっしゃる姿を見ますと、これから町がしっかりと取り組むべきは健康づくり、それから健康管理ですか、これは病院等の協力をいただきながら、それから体づくり等々、これをもっともっと力を入れてやっていきたいなとこのように思っております。 これからの介護、そして高齢者の対策というのはこういうところに大きなキーポイントがあるんじゃないかなと、これは町独自の考えとして進められればとこんな思いを強く持っております。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 今、町長が言われたように、ここの地域の特性というんですか、収入はそれほどなくてもやり切っているよねというのは、実は共助というんですか、結の世界というんですか、お互いさまということで協力し合うというこの意識が結構強いんだなという、意識がそう見えます。それが実は、この低収入でもやり切れるという田舎独特の一番理想形に近いやり方を今やっているというのが現実なんだろうと思います。 これはぜひこれからも進めていただきたいというふうには思うんですが、進めてというか、やっていてもらいたいと思うんですが、行政の力というのは必ず幾つかの項目で出てくるんだろうと思うんです。それはやっぱりチェックしておかなければならないんだろうと思います。現実はもう既に老老介護が始まっている家族というのか、家庭もありますし、人数が半分ほど上がったという家庭が多くなったときには対応しますという話ではなくて、やっぱり今からどういう形で老老介護の家庭をサポートしていくかということも含めて考えていかないと、次の時代が来たときに対応できないということにもなるというふうに考えます。 今の家庭のつくり方というシステムそのものが、田舎的でしっかりしているなというふうに思うのは、私も町長と同じように感じております。ただ、いつまでもそういう時代でいる状態ではないんだろうというふうに思うものですから、これについても考えていただければと思います。 次に、介護支援についてちょっと質問したいと思ったんですが、これは本当にざっくりしかできないというふうに思ったものですから、これは割愛させていただいて、次の公共交通、そして免許返納の話に移りたいと思います。 公共交通については先日、吉村議員からあったように、公共交通のない地域というのがまず最初にあります。公共交通が走っているという話であっても、そのバス停から500キロ、1キロ、このぐらい離れているという現実もあるんです。これが公共交通があるんだよというふうにいうのには無理がある、こういう話になるかと思うんです。 実は、町長が今年度の予算の中で、公共交通のほうに700万円ほど予算をつけたという話から、私はぜひともこの公共交通の第一歩になる事業を展開してもらいたい。これを将来の流れの中でどうあるべきか、どうできるべきか、どうだったらできるか、そんなものを模索してもらえればなというふうに思っております。 現実の話、免許返納というのは、90歳になっても免許返納できないという人がいるんです。この問題は実は公共交通と並行していない、並行していないんです。だから免許返納できないという話が出てくるんです。 免許返納した人が困ったと言っているんです。困った、全く機能しない、動けない、どうすればいいんだ、みんなから免許返納しろ、もう88歳になってもと言われて返納しました、何ともならない。ただ、先ほど言ったように地域の人との付き合いというのがちょっとあって、誰々ちゃんが塙に行くから、じゃ乗っていったらというような形の結的なというか、共助的な付き合いがあるから何とかやっている。そして日曜日になると息子が帰ってくるから何とかなる、そんなことなんです。でも、1週間に1回くらいは公共交通を使って病院に行ける、そんなシステムというのはやっぱりつくるべきだろうというふうに考えています。この辺のことについて町長からお聞きしたい。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君、最初、話の初めに500キロ、1キロと言いましたけれども、500メートル、1キロですね。 ◆8番(青砥與藏君) すみません、そうです。訂正してください。500メートルまたは1キロという人が結構いるんだということをご理解ください。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、訂正をなされた部分、特にそこが一番のネックと申し上げますか、ポイントになるだろうと私はこう思っております。 ですから、できたら国、10人乗りのワゴン車というのですか、こういうものをフルに活用して、玄関先まで迎えに行くとこういうふうな方法が一番私は理想的だとこのように思っておるのですが、何度か運行の試験をやった、これがなかなかうまくいかないと、利用者も少ない。これはどうしてもそれを利用なさる方に慣れというんですか、これがしっかりと学習していただく機会があまりも少な過ぎるんじゃないか、こういうふうな思いを持っておりますので、乗る方がいないから1年、半年でやめるというのではなくて、やはりその間に何がプラスで何がマイナスかということをよく検証しながら、利用者の話を聞きながら、しっかりとそのシステムづくりはやっていかなければならないとこのように思っております。 また、議員お話しのように近所の方の手を借りての送迎というんですか、送り迎え、これも1つの選択肢だろうとは思うんですが、やはりその部分をしっかり検証しながら、短期間でもう駄目だ、終わりだということじゃなく、やるべき、やってみるべきではないかとそういう思いは持っております。 ◆8番(青砥與藏君) 免許証返納の流れというんですか、どうなっているか。 ◎町長(宮田秀利君) 免許証返納ですね、これは実際、かなり高齢者の方でも運転なさっている。当然、警察のほうでの一定の関門というんですか、これをおくぐりになって交付されるということもあるので、一概にそれを悪いと言うんではないのですけれども、ぜひ返納に進むべきだという思いはそれほど強くは持ってはおりません。 ですから、もしそこにフォローすることができるとすれば、高齢者でも楽に運転できるような車をぜひ思案していただきたい。これは国レベルの話になるでしょうけれども、そういうことも1つの選択肢の中にあるのかなと私の思いの中にはあります。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 町長が公共交通、代替バスであれば10名程度のものがいいのかなというふうに思ったというふうに言われましたけれども、実は私的に言ったらば、8名ぐらいのほうがまだいいんですね。というのは、8名ぐらいのワンボックスだと通常使っているんです。10名だとちょっとやっぱり長いんですよ、50センチぐらい長い。これだとUターンするのがちょっと難しいというところが出てくるんです。8名だと大体どこの家でも曲がり切れるという話が1つあります。 私もちょっといろんなところで話を聞くんですが、一度に乗る人が10名なんていう数字って意外とないのかなと、3名とか4名ぐらいの話なのかなというふうに考えるんです。ぜひ、10名じゃなくて、短い5メートル以下というところが、やっぱりUターンする状況を考えると理想形なのかなというふうに考えます。 それから、免許証返納対象者というんですか、そういう方に話をお聞きすると、代替交通が、もし家の近くまでバスが来てくれるならば、私いつでも免許返納しますと言うんです。これは間違いなく言っている。それは責任感じているんです。高齢者の免許証所持者は、いや、いずれはと思っているんだけれども踏み切れていない、踏み出せない。返納する気に切り替えられない。それはどうしてか、誰々ちゃんは返納して困ったと言っている、そんな話を聞くんです。そういう流れから見ても、公共交通を確立するということは、免許証返納というのが進むということと並行するものだというふうに思うんです。ぜひとも700万円の予算の中で効率よく、今年度1台スタートすれば先が見えてくるものがあると思います。 それと、前やったデマンド交通というのがありますが、あの反省というのは、利用者のニーズに応えていないんです。私が聞くのは、厚生病院の治療を受けるといっても既に治療が終わっちゃっているよというか、受付終わっちゃっているよみたいな時期になっちゃう。今は厚生病院が受付が予約制になったということと、それから早いうちの対応ができるという言い方をすれば、8時ではなくて9時半の治療に間に合いますという形の公共交通というのが、ワンボックスによるそういうのができれば、少数でぐるぐる回って、月曜日の何時から何時までに治療できる人らが対応できますよというようなそんな細かいところまでやれば、これは成功する、そう確信しています。 前は本当に、塙に行ければ構わないなんていうぐらいのざっくり過ぎたというのがあったかと思うんです。各一軒一軒回って歩きますよという細かい話までいけば、これはもう免許証返納というのは進むんだろうし、利用者も増えるんだろうというふうに思います。 この利用者の数が相当数いるのかというと、意外といないんです、いないんです。でも、あと10年だったらどうなるんだというと、それは多いんです。この現実も含めて、今から1台つくり上げていくということが、次の2台目が本当につくりやすい、いろんなメリットというか、デメリットも含めて検討していくという形にはなるんだろうと思うので、ぜひともスタートを早めて。 これ、町長が前々からやっていきたいという話だったので、ぜひ私はサポートしたいというふうに思っています。町長の考えを。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 若干言葉足らずであったことをおわび申し上げますと、申し上げますのは、この今、議員のご提案の10人乗りでなくてもうちょっと小さいワンボックスでもいいんじゃないかと、これ私も賛成であります。それはフルに回せばいいことですから、人数をこなすということであれば。この流れに対して、公共交通活性化協議会、今年度しっかりと検討していきたいとこのような思いも持っております。 それと、もう一つお話しをさせていただきます。大変ありがたい事業がございまして、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、これが施行されております。現在、町では過疎地域持続的発展計画、これを策定しておりまして、この中におきまして生活交通の確保としてコミュニティバス、デマンドタクシー等計画いたしまして、今後、車両の購入や仕組みづくりに向けての計画に盛り込み、これ助成金と申し上げますか、補助金を頂きますので事業実施を進めてまいりたいとこのようにも考えております。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) いいお話を聞かせていただきました。ぜひともこれを早急にできるようにお願いしたいと思います。 次に、農業・林業の安定化経営について質問いたします。 前回、ウッドショックの話があったと思うんですが、林業についてウッドショックの話がありました。これは2008年ですか、リーマンショックという、ショックという言い方でなぞらえたのかなと思うんですが、ウッドショックという話になるかと思うんですが、実はこの当地にしてウッドショックという話なのかというと実は違って、むしろ安定したという方向につながっていく、木材の価格って30年前、40年前、このぐらいの価格だったよねという言い方されるんです。1石2万円ぐらいしたのは30年前だよと、だから今はやっと戻ったんだというふうな言い方をするんです。 現実は、アメリカそしてカナダ辺りから輸入材が入ってきますが、これが今は4倍になっているという話なんです。4倍というのは絶対量が入ってこない4倍なんです。だから4倍に跳ね上がっているんだという話になる。日本の木材が4倍に跳ね上がるかという話は別にしても、少なくても、今、現状で2倍になっている。これが3倍になるというのは、30年前から見れば当然のことなんだというふうに考えれば、今、林業に携わる人というんですかね、労働者が、人材が不足しているという状況から見て、これは追い風なんだなと。 このことを何とか安定させるというのも1つあるんだろうし、その条件を支えるというのが、塙町というのは林業に関係する人材を教育するという話、林業再生の話とそれから国の話、いろいろありますが、ここでやっぱり塙町が林業に関係する事業を相当やっているよというやり方をするというのも時代なのかなと。そして、塙工業高校というものがあるならばそっちにシフトしていくというのもあるだろうし、今、一時は常豊小学校を利用するというのもあるだろうし、人材確保の中心的な町なんだということも追い風の中で考えるというのはごくごく普通なのかなと、そしてそれだけの条件をこの町は持っているんだというふうに思うんですが、林業に関係して町長の考えをちょっとお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員のお話の中にウッドショックという言葉がございました。大変木材が不足しておる、世界中でということで、大変なことになっておるというこういうお話は聞いております。値段も倍近くなっておるという話もございます。これが喜ぶべきか、また注意すべきかというこういうふうな考え方もございます。 私はその中で、どんな形にしてもこの町、そしてこの町の基幹産業の一つである材木というんですか、製材等を含めての林業、この大きな転換期と申し上げますか、大きな分岐点に入ったのかなと。この仕切りを間違わなければ、これからも林業、しっかりと産業として大きく発展していく可能性もあるとこのように思っております。 ですから、全ての情報等々含めまして、しっかり注視しながら、そして町ができることがあるかどうかも含めて、取組はしっかりと強化して、担当課ともよく話し合いながら強化していきたいと思っておりますし、これをしっかりいい機会にして町の発展につなげていければとこのようにも思っております。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) このウッドショックというのはなぜこんな始まったんだという話になるんですが、実はコロナの影響だという話になるんです。これ、コロナの影響を受けるものだから、ニューヨークとかという大都市の、アメリカの大都市中心に、郊外に移り住む人が増えたんだという話なんです。郊外に移り住むならば一戸建てを造ろう、こういう人が何十万人も、何百万人だか分からないですけれども、どーんと移ることを前提にした話になったので、今までの住宅建設なんていう話とは全く違う単位の人がどんと郊外に出たんです、だから足りなくなった。アメリカが足りなくなったから日本に渡す量がないですよ、これが普通なんです。これを含めて、中国も同じような話になっているらしいんです。 これがいつまでウッドショックが続くのかという話になると、いずれは今の異常な状態というのはちょっと控えめというか落ち着くんだろうと思うんですが、社会の組織というんですかね、社会の流れというのは、もう都市中心だけで行われる時代が終わって分散型になっていく、ネットを使うことで分散型になっていくという時代でもあるんだろうというふうに思います。それだから、今年のような形でどかんと上がったという話はないにしても、微妙にやっぱり上がっていく、郊外型という形はあるんだろうと思うんです。そういうものを含めながら、町も対応していくというか、これに乗り合わせるというか、これは必要になるかなと思います。 次に、農業の話もさせていただきます。 どういうわけか米の需要が上がらないんです、逆にこのウッドに関して別な、米のほうにはウッドのような形がなくて、余るという話があって、どうも今年度も余るという話がある。今年度は1万円または1万円切るんじゃないかみたいな話になる。これは農家にとってとんでもないほどの痛手になります、これはやっていられないというような話も含めて出てくるんだろうというふうに思う。この対応を、何か一時、こういう問題が起きたからといって潰しちゃったらば、もう再生できないよということを考えなきゃならないんだろうと思うんです。 ちょっと聞いた話なんですが、鮫川の村長は、今年はやっぱり何か手だてしないと農家離れが進んじゃう、何とかそれはしなきゃならない、そんな話で、補助していくという話をしています。きっと町長も聞いているのかと思うんですが、この塙町も、コロナのために沈み込み過ぎた需要に対してそのままにしていくと離農という問題が起きてしまうから、このことについて一時だけでも、何かやっぱり手だてをしないとならないのかなとそんな思いがあったものですから、何か対策があればお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 米ですね、町の米、とてもおいしいです。私も朝昼晩と食べておりますが、本当によそに行ってご飯を食べる、ひどいな、早く家に帰ってご飯を食べたいなと思うぐらい、町の米おいしいです。ただ、これを拡販というんですか、大きく広げるための手段、これはなかなかこれだというのが見つからない状況下もあります。 そんな中にありまして、今議会で提案させていただいております予算の中の2,200万円というお金を使っておるんですが、農産物の拡販のためのシステムづくり、これなんかもぜひ、農家のぜひという言い方はおかしいですね、これなんかも大いに農家の、特に米を作っている方の後押しにもなるんでないかと。米をどんどん拡販することで塙町の米のおいしさを知っていただく。 実際に東京からいらっしゃった方で、本当に米がおいしい、だから東京へ帰るときにお土産は米買っていくんだと言って道の駅から大量に買っていったという話も聞いております。これはただ値段が下がったからお金を補填するということだけじゃなく、それではそのときだけで終わってしまうので、その先々までつなげるような施策づくりを進めていかなければならない。これがやっぱり行政として最大限の目標と申し上げますか、努力すべき点だろうと私は思っておりますし、これからも町のブランドとしての米、この確立にはぜひ町としては尽力していきたいとこのようには思っております。そういうことでこの危機を何とか脱したいと。 もう一つ、議案提案申し上げております商品券、これなんかもその地域、特に米なんかも買っていただければありがたいなと思いますし、拡販していただければとこのようには思っております。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君に申し上げます。残り時間を考えて、要点をついて的確に答弁をもらってください。 ◆8番(青砥與藏君) 残り時間がなくなってしまったので、まず5つ目の話は次回にさせていただきます。 農業の話、ちょっとだけ。今年の話というのも1つ、どうやって維持、農家離れを抑えるかという話もありますが、林業と同じように人材不足というんですか、平均農業就農者というのが、経営者がもう75歳どころか80歳になってしまっているんじゃないかなと思うんです。これについての人材確保というのは、年間収益がやっぱり大きな問題なんだろうというふうに思うんです。 これは、今、町長も言われたように、一定の利益が出るようなブランド化というのを考えないと本当に全て失っちゃうよねと。何人かは残るかもしれないですけれども、それでは塙町の耕作面積は対応できないよとこういう話になってしまうんです。土地という資産が使われない資産になれば邪魔だというか、面倒くさいというか、本当に負担になってしまうんです。耕作することで、利益が上がることでやっぱり税収というものも上がってくるわけですから、こんなことも前提に物を考えてもらえればと思います。ぜひ検討してください。 次に、4番の商業・工業の話に移りたいと思います。 塙の商業はもう本当に厳しい状態にあります。これを何とかしろといってもなかなか次の一手が見えていない。私も商業を営んでおりますが、次の一手がないという現実がある。これも問屋もないという話になっていて、昔の問屋のもう10分の1ぐらいしか問屋がないんです、それだけ潰れている。そういう物流の流れが変わってしまったという流れで、これから商業をどのような形にやるかというと、本当にわがまま言うぐらいしか言えないよというところまで来ている、しかし現実はそういう自分の都合のわがままが言えるような状況ではない、行政に対してお願いするという話でもないのでなかなか難しいものはあるんですが、本当にどのような形で商業が残ればいいのかなというところは心配としてはあるんです。 まだまだ塙町には、物販商業という言い方すれば70店舗ぐらいはあるのかな、実質もうやめたいねといったところでいったらば、半分がこの5年でなくなってしまうのかなと、そのぐらい危機感があります。10年たったらば、まあ1割残ればいいのかなというような状況の中で、町長に質問するのはとてもつらい話ではあるんですが、何か方法というのはあるのかな、そんなことで無理無理の質問なんですが、町長、何か考えるところがあればお願いしたい。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 本当に思いは一緒であります、議員と。そういうふうな中にあって、私も商業をやっていますので大変厳しい。これはインターネット、それからスマートフォン等々の普及による体制というのですか、流れが大きく変わったということが大きくあると思います。 この対応、これは一番考えなければならないというのは、若い方、まだ町の中にはそういう若い方がたくさんいらっしゃいます。もう我々が持っておった感覚ではなかなか御し切れないということでありますので、若い方の考え方、やり方、そしてこれからの町の中での商業の在り方、これをしっかり酌み取ることで、それを支援することで何とかなっていってくれないかな、こんな思いは持っております。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。残り2分です。 ◆8番(青砥與藏君) もう残り2分なので、答弁はお願いしません。私の言いたいことだけを言わせていただいて終わりたいと思います。 湯遊ランドでも同じような言い方をされたのかなと思うんです。ネット社会なのにネット社会に対応するようなやり方をしていませんよねというのが、湯遊ランドの私的には結論だったのかなと、対応できていない。商工業についても、商業については特にネットを利用していないというのは、これはもう如実に分かるんです。これは最低でもやらなきゃならない、そんな思いで私は、昔集まって勉強会やろうなんてやったんですが、結局、形になっていなかったんです。何かというと、時間的な余裕もない、そしてサポートするというか教育する人の人材がいないという話があるんですが、現実は、今、残されたのはそこなんだろうというふうに思っています。ここにはちょっと行政も携われるのかなと思うので、ぜひお願いしたいと思います。 以上をもちまして私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、8番、青砥與藏君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時01分               再開 午前10時15分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △吉田克則君 ○議長(割貝寿一君) 次に、9番、吉田克則君、登壇願います。 持ち時間は11時15分までです。 吉田克則君。     〔9番 吉田克則君登壇〕 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 一般質問をさせていただきます。 町長は町政に当たって、町民の声を聴いて町政運営に励んでいるかと思います。そんな中での町の施策について、ただいまから質問をさせていただきます。 まず、急遽、役場庁舎の新築を決定したというようなことで、様々な、今までに町民あるいは各方面からいろいろ、どうなっているんだなんていう問合せ等もあったかと思うんですが、町長が決定し、そして町民に対する説明責任関係、責任説明は十分行っているという認識なのか、その点について質問をさせていただきます。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、議員、急遽という話をなされたんでありますけれども、この役場の中の改修等々は以前から話には出ておりまして、それを何とかしようという方向でやってきたわけであります。そんな中にあって、前から説明をいたしておりますように、現在、この役場の庁舎の状況、これは何度か説明をさせていただいておるとおりに、耐震そして建物としての耐用年数の経過、大きな部分としてはその2点、それと一番やはり町の将来を左右しかねない財源、この大きな2つ、3つの柱の中でこの計画は進めております。 この中にあって説明責任、説明の義務という言葉でもよろしいかと私は思いますけれども、これは町として説明する、ここまでやれば説明責任は果たしたということであれば、ぜひ議員からそういうお話もいただきたいとは思いますが、私としての考え方、これはやはり、今現況の中で説明できる部分と説明できない部分、これはございます。例えばなぜ建て替えなきゃならん、これは財源、この財源を逃したらば、次、数年後、そんな長い先ではないと思います、建て替えという状況が出たときにこの町の財政が果たして耐えられるかどうか、これも十分に分析をさせていただきました。 そして今、大変庁舎自体が古い、そして何度か大きな地震を受けております。この中で果たしてこの躯体自体が、この後の同等もしくはそれより大きな地震等が来たときに耐えられるかどうか、この庁舎を預かると申し上げますか、その管理を任されている私にとりましては、大変その部分も危惧される部分であります。そして、何よりも水害、この庁舎は十分に耐え得るか、これも難しい。 そしてもう一つ、今度の特例の補助と申し上げますか、特例措置を利用するに当たって、この建物がそれに合致したと、その条件を満たしたとこの大きな要点、これだけはしっかりと説明をさせていただいたつもりであります。 まだその先の、完成もされていない、図面もできていない状況下の中にあっては、それ以上の説明責任と申されても、申し訳ないですけれども、そういう無責任な説明はできないということで、今、町としてしっかり掌握している部分、これを説明責任、しっかりと果たしておるとこのように私は考えております。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) ただいまの答弁では、しっかり町民の方に説明責任を果たしているという理解、お話ししていただきましたが、では、この広報はなわの3月号です。この中に庁舎建築に対して、新庁舎建設に向けてということで、町長の挨拶というか文章が載っております。ちょっと読ませていただきます。 「現庁舎は建築から50年が経過し、耐用年数が過ぎ、老朽化が著しく、改修しても10年以内には建て替えが必要なことも判明しました」、この建て替えが必要なことも判明したと、これは判明したということは科学的根拠があったと思うんですが、なぜ改修しても建て替えなければならないのか、科学的根拠をお示しし、また、町民の方に説明する義務があると思いますので、質問をいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 改修と建て替えのお答えを申し上げますということであります。 改修は耐震補強、そして内部の改装ですか、この仕事を、これをやろうとすると概算で数字を出したわけです。10億弱、七、八億円のお金がかかると。何よりも一番ショックでしたのは、今の状況では1階のフロア、事務フロアですか、あの大きなフロアに2か所耐震壁を造らなければならない、こういうふうなアドバイスもいただいたと。これは担当から聞いたんですが、この中にあって、コンクリートの耐用年数、これも国交省でお話をいただいておる47年、コンクリートに関しては47年が耐用年数の一般的な見方であると。 その造り方等々によって多少前後はあったにしても、ただ、そのコンクリートの強度ですか、もっと正確なものが欲しいとすれば、数千万円のお金をかけてサンプル採取、それからレントゲンでの鉄筋の透視等々、膨大なお金をかけてやれば科学的な根拠、これもお示しできることかとは思っておりますけれども、現実にそれだけのお金をかけることが次のこの建物の強化、結果としてあと何年かもちますよということが出ればいいです、いや、数年内にすぐにでも建て替えなきゃ駄目ですという状況も、それも考え得るとすれば、今、最大限と申し上げますか、最良の選択肢とすれば、同じくお金をかけるんであれば、投資が少ない、しかも国からの助成があって、なおかつ分割払いができるというこういう好条件、これを逃したらば、次の時代と申し上げますか、5年、10年後に建て替えをしようとするとき膨大な金、まず今の感じ、感覚でいけば、基金の半分以上を消化してしまうようなそういう大変リスクの高い計画は、私は立案することはできない。ですから、この案を皆さんにご提示し、そして進めておるわけであります。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 私が質問しているのは、改修しても10年以内には建て替えが必要なことも判明したということですよ、判明した。ということは、何かそれ判明した理由があるんでしょう、これ。いつなんですか、この判明したのは。これが説明、町民の方に対してこういう説明でいいんですか。 耐用年数にしても、前も申し上げましたが、税務上の扱いで減価償却資産の、それらの耐用年数でしょう、これ。桑折町役場ですか、あれ大正時代に建てて、木造だか何だか分からないですが、ああいうところだって何百年も、100年以上恐らくたっているんじゃないですか、改修はいろいろしているんでしょうけれども。 そんなことで、これで私は、そういう判明したということなので、そういうこともちゃんと町民の方にどういうことで判明したんだか、それもやっぱり説明する責任があるんじゃないですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、しっかりと、先ほど来申し上げております国交省のいうRCの構造の47年、これは国交省の文言を調べて出た数字であります。それから、別に50年という数字もあるんですが、これは民間の業者さんが1つの目安として出した数字でもあります。そういうものも含めて総合的に勘案して、そしてそれが数字として出てきておるということを説明した、その一端と。 それから、この時点で改修、耐震工事含めて完了したとしても、コンクリートの耐用年数、これを勘案すると、やはり10年以内には建て替えが必要とこういうことが判明したと、私はそういうふうに理解しております。 何よりも、あのフロアに耐震壁を2か所も造る、全くもう庁舎としては機能しなくなる状況、これを一番危惧したこともあります。ですから、そういうふうな数字的なものはあくまでも国交省の文言、それから一般の方の文言等々を勘案して、ちゃんと話し合って出した結果であります。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 政令とか省令とかにそういうふうに書いてあるならば、それも付け加えて町民の方に説明していただきたいというふうに思っています。 あと今回、役場庁舎に係る基本計画書、これ1月に作成して我々議会には説明があったんですが、これは基本計画つくってどのように、町民の方あるいは、どういうふうに今まで説明してきたものなのか。ただ議会だけに配って説明したものなのか、詳細というか、この計画書、これに対する、あと町民等からのコメントとかいろいろあったらば、ちょっとこの機会なのでお聞きしたいというふうに思います。 これ、町長にお伺いしているんです。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その計画書の内容、これ仕切っているという言い方はあれなんですけれども、それをしっかり統括しておるのは総務課長でありますので、総務課長から説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 基本計画に関しまして、議員の皆様にはご説明申し上げましたが、町民の皆様にはどうなのだという部分のおただしだと思いますが、基本的に、この基本計画を策定するに当たりまして、町民の代表の方の建設委員会等、検討委員会のほうで内容等についてご意見をいただいて作成した部分ではございます。 ただ、パブリックコメント等のご意見等は、この計画に対してはやっておりませんので、ただ、町民の方への説明といいますか、ホームページ上では当然、基本計画については公表しておりますし、町民の方の代表の意見をいただいて作成をしている、それについて議員の皆様にもご説明を申し上げたというような経過になっているということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 庁舎整備検討委員会、それは様々なご意見をいただいたということなんですが、この方々に対しては、この計画書の内容を説明とか、あるいは、これ行政区長さんですね、これ行政区長会ということになっていますが、そういう方々にこの計画書の詳細な、この計画書、あれですね、ただ絵に描いた計画書ではないと思いますので、そういう方にもきちんと説明はされているのでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) この庁舎整備検討委員会の皆さんに、計画書を策定するに当たって内容等を確認していただいて、ご意見等をいただいて、最終的には決定をしてきたという経過になっております。     〔「説明していない」と言う人あり〕 ◎総務課長(白石憲男君) 要は、その計画書を作るのにご意見をいただいたということです。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 私が聞いているのには、整備検討委員会については、新築したほうがいいんだか、改築したほうがいいんだか、決めるのに整備検討委員会で検討したということで聞いているんですが、そういう説明でみんな聞いていると思うんですけれども、その中で町長が判断した、決定した、新築するということで。だから意味合いがちょっと違うとは思うんですが。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 意味合い的に、議員さんのおっしゃるように、整備検討委員会の中で改修がいいのか改築がいいのかということで、当然ご意見をいただいて、それと並行して、庁舎準備室等でその基本計画の素案的なものも当然策定しております。 最終的にスケジュール的なものを考えますと、建てるとなった場合にある程度基本計画が必要だと。委員の皆さんからのご意見は、今の状況を説明して、1回目、2回目にもう建て替えの部分のほうのご意見、大変多うございました。そういう中で、計画書についても同時並行的な形で、もし建て替えとなった場合にはこういうふうな形で進めていきたいがということでのご意見をいただいて、その計画書も作成をしてきているというふうにご理解いただければと思います。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) お話を聞いていますと、この基本計画については建てるためにわざわざつくったというふうにしか、私にはちょっと理解できなかったので、町民の方になお詳しく説明する責任があると思いますので、説明していただきたいというふうに思います。 それとあと、町長は見栄えが悪いとかそんな話もしていましたけれども、いまの塙小学校ですか、あれは昭和47年に建てて、補強、窓に鉄骨で補強措置もしましたけれども、何で小学校はあんなふうな処理をして、そして庁舎だけ建て替えなければならないと。これから町を担っていただく子供たちのことを考えたらば、逆に言えば建て替えは小学校のほうが早いんじゃないですかね。私はそういうふうに思ったものですから、参考までにお話しさせていただきました。 あと、これで3回目になるんですが、町長所有の自転車が西側玄関の中に置いてあるということで、12月定例会については個人持込みした自転車をなぜ置くんだと、3月定例会では個人所有車を持ち込んで、何か事件とか、事故とか遭った場合にはコンプライアンス上問題ではないかということで質問させていただいたんですが、今回また自転車が西側玄関にあるものですから、どういうわけなのか理由とその目的、それをお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの件について、議員ご承知のように、町ではサイクルツーリズム、これを推進させていただいております。現在、庁舎西側玄関内に自転車活用推進のPRコーナーを設けております。塙町サイクルツーリズム推進協議会で開催しておりますサイクルイベントのポスター、那倉、湯岐、片貝にあります自転車コース、三角形の道など、ポスターなどと併せてスポーツタイプの自転車、ご指摘のように自転車を展示しております。 このご指摘のありました個人所有の自転車でありますが、以前は私も私物の自転車を展示しておりました。これは初期の目的、PR活動ということで、こういう自転車をぜひ飾ろうということで置かせていただいたわけであります。そうすれば町がいかに真剣に、しかも前向きに取り組んでおるかとこういう大きなPRになるだろうと、こういうふうな思いの中で展示しておったものであります。 現在展示されております自転車、これは町で購入したものであります。展示ばかりではなく、職員の近距離移動の際にはPRも兼ねての移動手段としての利用もしているところであります。現実に職員が利用なさっておるとこういうことでもありますので、しっかり防犯登録等も済ませまして、公用車としての扱いとこのように捉えております。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 町所有ということでありますが、これいつからなんですか。いつから、いつ所有して、金額は幾らで、あと、時期はちょっと分からないので、今までに利用したんだか、しないんだか。あるいは利用申込みに当たってどのような管理をしているんだか、それについてもお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 観光PR用の自転車の購入関係のおただしの関係でございます。 まず、購入年月日が令和3年3月18日、購入品名がブリヂストン製のクロスバイクという自転車になっております。本体価格が3万9,800円、消費税等が3,980円、防犯登録で600円で、合計が4万4,380円となっております。 利用の方法についてですが、主に観光部局の職員が利用しております。ご承知のように、観光協会、事務所は今、コミュニティプラザにありますので、結構、月何回か打合せ等がある際にはそういう自転車を活用させていただいたり、あと、久慈川のサイクリングロード、こちらの点検なんかにも職員が行って、草の状態、そういう部分を見て回っているというのが今の現状でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 細かく、俺は何でそれ所有者を、自転車を置いてあるということ、それが問題だから言っているんですが、それを今度、展示用というか、何だか、ただ税金無駄遣いしているようにも見えるような感じもするんだけれども、姿勢、やっぱりちゃんとそれ、公私の区別をつけなきゃ駄目なんじゃないですかということでずっとお話をしてきたんですが、展示用だなんていうことで。 ただあと、今聞いたのは、あれは新車にはちょっと見えないですね。前、個人用にあった、宮田町長さんが玄関に置いた自転車と、今回、今あるブリヂストンの、何だか新車にはちょっと見えないというか。普通ぴかぴかに光っているんですが、まるっきり、宮田町長の自転車と、今回展示してある自転車はワックスもきいていない、全然、同じ年度に買ったような、町長さんはいつ買ったんだか知らないんですが、そんな自転車だと思うのですから、ちゃんとそれはそれなりにきちんと明確にしていただきたいというふうに思います。 質問がいろいろあるので、次、飛ばさせていただきます。 はなわこども園の駐車場問題でありますが、1年3か月ですか、あれは造ったばかりのときから駐車場が不足問題だなんていうことで、今回それ新しく土地を購入して駐車場の設置をしたいという計画がありますが、これ何台で、誰がどういうふうに利用して、そういう考えなんだか、あと、現在のこども園設置計画した駐車場については職員何台、あるいは来客用何台、恐らく計画はしていたと思うんですが、それも併せて、またそれも急遽そういう話になってくるので、1年もたたないうちから駐車場不足問題が出ているものですから、その考えと台数関係についてお伺いいたします。 これ、町長、まだ検証もしていないということで、検証のほうからもお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則議員、何の検証ですか。分かれば。 ◆9番(吉田克則君) こども園の。 ○議長(割貝寿一君) こども園の検証というのは、今までの経過。 ◆9番(吉田克則君) いや、前、3月定例会だと思ったんですが、そのときにも検証したのかということで……。 ○議長(割貝寿一君) 運営についてですか。 ◆9番(吉田克則君) いや、設置と運営。 ○議長(割貝寿一君) 設置と運営。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 大変ご心配をいただいております駐車場、当然こういうご質問をなさるわけですから、その朝の登園時間ですか、この混雑ぶりは当然見ていらっしゃることだろうと思います。 私も心配で複数回、その登園の時間、7時半から8時半程度、ずっといたわけではないんですけれども見ておったところ、大変車が混雑しておる。何よりも心配されましたのは子供たちです。車を止めて、そしてお母さん、保護者の方が子供の手を引いてこども園の入り口まで引率していくと、手を引いていくという状況でありますので、子供たちが全部が全部言うことを聞くわけでなくて、たまたま私見ておったときに、お二人の子供さん連れてきていた方なんですが、お一人がちょっとちょろちょろしていて危ないと思ったこともありました。 ですから、今の駐車場、何か聞くところによりますと、職員の車が40台以上、これは当然多くなったり少なくなったりということは出てくるんだろうと思いますが、40台を超える車が駐車されておると。これは宮田町に借りた駐車場にも分散、それから一部には役場の駐車場にも置いておるのかもしれません、これちょっと詳しくは見ていないんですが、こういう中で、本当に危険回避のために、まずは職員の車を別な場所に運ぶことで、中をもうちょっと整然とさせて、子供たちに危険の度合いが少ない駐車スペースの確保とこういうことで計画をしておるわけであります。 ぜひ一度、何度か見てきてはいらっしゃるとは思うんですが、あの状況、大変心配です。事故等が起きたらば本当に取り返しのつかないことになるという思いもありますので、早急に解決策は提案していきたいと。 それともう一つですか、検証ということでありますけれども、これまた本格的な検証実施はしておりませんが、ちょうど1年、開園以来1年を経過しておりますので、これから少しずつ、一遍にやるわけにはいかないとこういうふうに思っておりますので、少しずつ検証し、そしてその結果を公表と申し上げますか、皆様にご開示したいとこのようには思っております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 40台が不足しているというふうでは聞いたのですが、こども園、基本計画とかあるいは実施計画とか、恐らく駐車場についてもそれなりに、危険性とかあるいは混雑具合とかそういうのを見て設計はされていると思うんですが、今、町長が言っていたやつは、現実がそういうふうになっているということだから、危ないからやると。だから、そもそもの計画自体、これが間違っていないですかということを私は言いたかったんですが、これもまだ検証もしていないということで。 いずれにしても、造ってから危険だからまた新しく設置する、あるいはこども園では窓ガラスですか、強化ガラス。あれについても暖房効率が悪いとか、あるいは冷暖房効率ですか、そういうことでカーテンやったり、あとはメンテナンスというか、危険だから窓拭きも業者の方に頼むとかそういうことでは、造ったはいいけれども後の状態管理というんですか、駐車場なんて特に問題ですよ、これ何か事件とか事故あったら大変ですよ、これ。何でそういう計画に入っていなかったのか、それも聞きたいところなんですが。庁舎問題だってそうですよ、いきなり出てきたやつについてはそういうのがいっぱい出てくると思います。 今、危険だから整備をしていくんだということでありますので、これについても町民の方に分かりやすく説明する必要があると思いますので、広報等でなお一層のお知らせをしていただきたいというふうに思ってございます。 次に、4番目の町の不祥事などの公表基準についてお伺いいたします。 新聞にいろいろ、国家公務員あるいは地方公務員等で何か事故とかあるいは不祥事があった場合に、よく新聞に、仮に個人情報がUSBとか、そういうのを紛失したとかいろいろあったり、あるいは重大な事件、事故があった場合には新聞等で、あるいはテレビ等で公表しているかと思うんですが、塙町におけるそういう公表基準というのはどうなっているのか質問をいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの町の不祥事に関しての公表基準についてでありますが、塙町職員の懲戒処分等に関する基準に基づき公表すべきものが定めてあります。それ以外の場合は、その内容等によりましてその都度判断をしていくものと考えております。 なお、詳細については担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) それでは、町職員の不祥事に関する公表の関係なんですが、職員に対する懲戒処分、これを決定するに当たりましては、厳正かつ公平に処分量定を決定することが必要でありますので、塙町職員の懲戒処分等に関する基準というものを定めております。 その中の種類についてですが、懲戒処分については免職、停職、減給、戒告、指導上の措置は訓告、厳重注意、口頭注意というふうな形になっております。この中で公表することを規定しておりますのは、懲戒処分に当たります免職または停職の処分を行ったとき、職務上の非道行為のうち刑事事件に係る事案に対して減給または戒告の処分を行ったときでありますが、被害者または関係者のプライバシー等の権利利益を侵害するおそれがある場合には、公表内容の一部または全部を公表しないということができる場合もございます。 公表する内容につきましては、所属の部署、職種及び役職名、年齢及び性別、事案の概要、処分内容、処分年月日でありまして、懲戒免職の場合で、起訴等により処分、被処分職員の氏名が既に公表されているときは氏名についても公表するというふうになっております。 また、被処分職員の上司等で管理監督責任等により処分された職員については、町長が必要と認める場合、これらの職員の職名及び内容について公表をするということにしております。 以上です。
    ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 話というか説明聞いていますと、職員だけの公表、懲戒関係だけだと思うんですが、町全体とか、職員じゃなくて町ですね、みんな公表するのには職員だけではないと思うので、今言ったのは懲戒処分になった方だけが公表されるような基準になっていますけれども、町全体とかそういうあれは、そういう公表はないんですか、実際は。地方公務員法とか何かで。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 議員がおただしの町全体の不祥事という部分で公表の基準はどうなのかというおただしかと思いますが、町全体の不祥事というのはどういうことを指しているのかが、ちょっと私には理解できませんので、不祥事の事案があったときにはそういう部分。 あとは、先ほど町長が答弁で申しましたとおり、職員の処分以外の場合、内容等によりその都度判断をしていくというふうな形で町長は答弁しておりますので、どういう不祥事かの状況に応じて判断されるものなのかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 最近も町で、不適切な入札問題なんていうことでありましたけれども、あれも一応公表はしていると思うんですが、そういう基準をちょっと聞きたかったものですから、もしなければなくてよろしいです。 次に、町が抱えている課題等の、町長の姿勢についてちょっと伺っていきたいというふうに思っています。 まず、町が抱えている課題については、少子高齢化や人口減少が一番喫緊の課題なのかななんていうふうに思っていますが、そういう中において、塙町第五次長期総合計画、これは町にとって重要な位置づけがされていると思います。 それでいまだに、2020年にこの山水花の町づくりの計画書が進んでいるというか、計画書自体が終わっているというか、そういうことになっているんですが、一番、町の計画として、位置づけとして大切な、この町の長期総合計画、10年計画ですが、いまだにどうなっているのか分からないということで。 長期総合計画の中には、第3章に計画の位置づけということで書いてあるんですが、1番目に「着実に進行管理を行う町の最上位計画」ということでなっているんです。そして「住民と共有する計画」ということで、そして「自主・自立をめざす計画」ということで、この計画の位置づけがなされているんですが、この長期計画の在り方とか、町づくりの姿勢、これ、計画がないものですから、今どんな姿勢で臨んでいるのか、それについてお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 10年前の計画ということで、初期の計画の中で、私の考えと申し上げますか思いが籠もっておるかどうかは別でありますけれども、その定められたと申し上げますか、決められたことはできる限りその中に沿うた形でいくべきが本来の姿であろうと私は思っております。 ただ、議員ご承知のように、台風15号、自然災害、そしてこのたびのコロナウイルス禍、全くその計画の中には盛り込まれてもおらず、この対処、これが最優先されるべきもの、つまり現状、しっかりと今に取り組んでいくことでの計画、その中にあっての基本計画だと私は思っております。ですから、この計画を全てそのとおりに実行するということではなく、その計画を大きな目途として進んではいきますけれども、その途中で発生する自然災害、コロナウイルス等々、こういうふうな突発的な事故、そして事案に対しての対応が最優先されるべきが町づくりの基本だとこのように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 優先するものがあって計画は後からついてくるみたいな話を今したのですが、そういう関係で、新庁舎もそういうことで計画しているようにもまた聞こえましたので、やはり基本計画というのは大事なものですから、10年の長期計画ですよ、これ。これ以上長い計画はないんですからね。 それで、これ条例にもあるんですが、審議会を置くということで、これはどうなんですか、委員は15人以内で組織するとか、これはやっているんですか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 長期総合計画、現在どうなっているのかちょっと分からないというご質問だと思いますが、審議会等、予算等でもご説明申し上げていると思いますが、コロナ禍の状況でなかなか審議会等が昨年開催できなかったということで、今年度、審議会等で長期計画については策定をしていくということで、予算のほうにも上げさせていただいているところでございます。 そういう意味では、現在審議会の委員さん、組織が変わって会の代表等も変わっておりますので、新たな委員さんの任命等を含めて、入替えが若干出るということで、開催をする予定で現在事務作業は進めているという状況でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) コロナ禍でできなかったというお答えでありますが、コロナ禍でもこれはできるんですか、これ。計画書はコロナ禍で。いろいろ審議とか。それと同じなので、あまりそういうことは言わないようにお願いしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) コロナ禍でできなかった理由としては、委託している業者が町内の業者ではなく、仙台等からということで、仙台がコロナの部分で他県への出たり云々というのが制限されたりという部分で、なかなか難しかったという状況で、庁舎建設の計画はあくまで町内の委員さんのみと町の職員という形ですので、そこの部分はご理解をいただければというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 何だか話聞いていますと、この長期総合計画もその業者さんに丸投げみたいな話で。そういうふうに聞こえたんでね。 次の質問に入らせていただきます。 それと、姿勢として、町では高齢者等共同住宅シェアハウス、1,691万円で造りましたが、これ町長の姿勢ですね、起案者は町長になるんですか、これ。あと住民PRとか何だかあまりしていないみたいなので、利用者は何だか所管事務調査では、その時点ではゼロだったという話をちょっと伺ったんですが、この姿勢、シェアハウス、これからどんなふうに考えていくのか、町長の考えをお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) すみません、特に質問内容には書いていないんですが、どういうふうにつながるか。 ◆9番(吉田克則君) 姿勢として。 ○議長(割貝寿一君) 姿勢として。 その課題等の中にシェアハウスがちょっと。 ◆9番(吉田克則君) いや、さっき言ったように、少子高齢化や、まずは減少をということで……。 ○議長(割貝寿一君) じゃ、関連性あると判断して、できる範囲での回答で。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 当初、もっと利活用されるということで期待はしておったんですが、そのシェアハウス、これは高齢者ばかりでなく都会からの体験移住等々にも使いたいということで大いに張り切っておったんですが、このコロナウイルス禍ということで全てが水に流れてしまった。このコロナウイルス、これが沈静化もしくはしっかり改善された時点で、また新たな活動、これはリサーチしていくべきとこのように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) コロナ禍で、それは米の価格が下落しているということで、私の前の議員も質問したんですが、特に下落していることに対して、町長はどういう認識でいるのか。 それと、コロナ禍で結果的には農業系、稲作系が米の価格が下がってできなくなってしまうなんていうこういうおそれもありますものですから、ここにも書いたんですが、地方創生臨時交付金、それを稲作農家に交付する、そしてバックアップできるようなこともいいのかなというふうに私は思っているんですが、その点についてお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどもお話しはさせていただきましたが、単発的な助成よりは、もうちょっと先々まで販路をつなげていく、広げていくというようなそういうふうな事業にこの資金は投下したいと、このような方向で進んでおるところでございます。 またあと、先ほどもお話ししましたが、商品券の配布ということで多少なりとも皆さんの手助けになればというような思いもございまして、今のところ個々に米の単価の補償ですか、米の値下がりに対しての補償ということは今のところは考えてはおりません。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 原発事故で結果的には、福島県産米については風評被害ということでほとんどが、福島県産コシヒカリならコシヒカリ、そういうやつで、消費地では売っていないんです、ほとんどが業務筋ということで、業務筋のほうが、レストランとかそういうところで使っているものですから、特に福島県産米については需要がなくなってきている。そういう兼ね合いなものですから、コロナ等相当な影響があるものですから、そういう考えの下に質問したんですが、できるだけ生産農家のほうに、逆に言えば生産意欲が持てるようにお願いをしたいというようなことで質問いたしました。答弁についてはよろしいです。 あと、町民が抱えている課題等の対応についてでありますが、時間もちょっとないものですから3つ一緒に対応、町長というか町の対応についてお伺いしたいというふうに思います。お聞かせ願いたいというふうに思います。 古い消火器と申しますか、使用期限が過ぎたやつについては処分先がなかなか見つからないという状態で、恐らく東白衛生組合でも扱っていないのかなというふうには思うんですが、町民の方からそういう、町のほうで回収する方法はないんですかなんていう話もちょっと聞いたものですから、そういう対応があれば、あるいはそういう取組が可能とすればそれについてお伺いいたします。 あと、町の交通事故防止対策の取組でございますが、残念ながら今年ですか、常豊地区で死亡事故が発生したというようなことで残念でありますが、事故で。それで、町としてはいろいろ、交通事故防止の取組はしているかと思うんですが、春の交通安全、秋の交通安全、年末年始、いろいろ様々なそういう運動をやっておりますけれども、これも町民の方から、やはり交通事故、啓蒙という意味からも、一朝一戸立ち会って、道路に出て旗を振ったりする、そういう啓蒙する必要があるんじゃないのかなという話も聞いたものですから、それに対して町の考え等があれば、町民そろって事故防止という啓蒙を、それも含めた一朝旗振りというんですかね、事故防止というふうな取組はできないものなのか、ちょっとそれについても質問させていただきます。 あと、コロナワクチンの接種については、今度7月から64歳以下の人にも接種券を配布するみたいなんですが、特に電話がつながらないとか、あるいは電話したんだけれども何の連絡も来ないんだという方が、65歳以上の方でもあるものですから、インターネットでやったやつについては、受け付けましたということでちゃんと受け付けたというしるしが来るんですが、そういう、受付漏れとかそういうのもあるかもしれないので、もし受付したらば受付しましたよという、そういう連絡も必要なのかなというふうに思いましたので、課題等の対応についてご答弁をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) おただしの3点についてお話しさせていただきます。 第1点、消火器につきましては、家庭ごみとして集積所で回収することは安全性の面から行っておりません。このことにつきましては、詳細について担当課長より説明をいたさせます。 そして、第2点の塙町交通対策協議会、交対協中心に年間を通しまして交通安全に対する事故防止、交通道徳の啓発、促進を図っております。十分しっかりと関係団体とも連携しながら取り組んでおるところでありますが、これも担当課長より説明をいたさせます。 そして、コロナウイルスワクチンの接種券の問題ですが、これは64歳以下、これは担当課長より説明をいたさせますが、郵便で実施するというような話を伺っておりますので、この点も担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(大寺弘文君) それでは、消火器につきまして詳細をご説明申し上げます。 消火器の処分につきましては、特に古い消火器は容器の腐食、ゆがみ、さびなどがありますと、加圧式のものでありますと内圧により破裂の危険性が高まりますので、直接販売代理店などの特定窓口や消火器メーカー等の営業所の指定取引所に処分を依頼することとなっております。塙町を含め東白川郡内の消火器は、一般家庭のものであれば東白衛生組合において1本1,230円でお預かりをしております。直接搬入をしていただくように、ごみ分別ガイドブックのほうにも掲載をしておりますのでよろしくお願いします。 続きまして、交通安全対策のことでございますが、おただしの春の交通安全運動の一戸一名一朝運動は4月6日から4月15日までの10日間実施をいたしております、今年度につきましては。秋につきましても9月21日から9月30日の10日間を予定しているということで、区長会のほうでもご案内をしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、コロナウイルスワクチン接種の関係でございますが、今般、高齢者の方々の2回目が始まりまして、この後、基礎疾患のある方、それから60から64歳までの方ということ、それからその下の年代について順次接種券を送付しております。その中にはがきを入れておきます。それは接種希望のはがきでございます。まず、基礎疾患の方もそこに書いていただくようになりますが、先ほどの申込みを電話でしたり、それからネットで、はがきという方法もありますけれども、今回は全てはがきで対応します。 と申しますのは、ネットの場合、ネットも100%ではなくてちょっと不具合が出る場合もありますし、あと電話ですとほとんどつながらないという状況になってしまいますので、はがきをお送りいただいて、そのはがきで対応するようにしております。その都度受け付けましたということのご回答はなかなかできませんので、接種を何日にしますというはがきをもってご通知に代えさせていただきたいと思います。それでもなお不安な方は、お電話でご照会をいただければというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 以上で、9番、吉田克則、一般質問を終わります。 ○議長(割貝寿一君) これで、9番、吉田克則君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前11時19分               再開 午前11時30分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △下重義人君 ○議長(割貝寿一君) 次に、6番、下重義人君、登壇願います。 持ち時間は12時30分までです。 下重義人君。     〔6番 下重義人君登壇〕 ◆6番(下重義人君) 6番議員、下重義人です。 一般質問、11時半からということで、ちょっとお昼にかかりますけれども、9番目ということで一番最後なので、気が緩みがちでございますけれども、気を引き締めて1時間お付き合いのほどよろしくお願いしたいと思います。 早速入ります、質問します。 県は、新広域道路交通ビジョンの中で、東白川郡が関連する構想路線が掲載されていたが、今後、町の対応を聞くということで、これは国土交通省が重要物流道路制度創設を契機に、新たな社会、経済の要請に応えるとともに、地域の実情を踏まえた広域道路ネットワークの形成に向け、新広域道路交通ビジョン及び計画の策定を進めております。このほど、福島県において広域道路交通ビジョン及び計画を取りまとめてあります。この新広域道路交通ビジョン及び計画とは、平常時、災害時を問わない安定的な輸送を確保するため、また、新たな国土構造の形成、グローバル化、国土強靭化の社会、経済の要請に応えるとともに、総合交通体系の基盤として、道路の役割をICT、自動運転等の技術の発展が必要として計画されたものであります。 そこで、この広域道路交通ビジョンというものをある程度内容の把握をしていたのか、先に伺ってまいりたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員のお話しのように、国では平成30年に道路法を改正いたしまして、重要物流道路制度、これを創設いたしました。お話しのように、これは平常時、災害時を問わない安定的な輸送の確保を目的としたもので、グローバル化、国土強靭化などの新たな社会、経済の要請に応えるものであるとこのようにお話をいただいております。これらの実現のために、国では全国各地で新広域道路交通計画をおおむね20年から30年の中長期観点から策定を進めることとしておるようであります。 これに基づき、福島県では福島県新広域道路交通ビジョン及び計画を取りまとめ中とのことであります。意見公募を行いまして、今月にも決定するとこのようにも聞いております。 この東白川郡を通過する高規格道路、仮称でありますが、水戸・郡山広域都市圏連絡道路が広域道路ネットワーク計画に位置づけられたものでもあります。本道路によりまして、本町はじめ東白川地方の物流が高速交通網の中に組み込まれることには、地域経済ですか、これ町が進めておる事業にも大いにはずみがつくものと期待しているところであります。 このことに対しましての町の対応、これは県が主体となって進める事案ですので、当面はアンテナを高く上げまして情報収集に努めますし、そしてしっかりと町の役割を確認しつつ、実現に向けてしっかりと対応していきたいとこのようには考えておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) まず、これ順序に沿っていこうかなと思ったんですけれども、町長、まずは知っているか知っていないかだけ聞こうと思ったんですけれども、(1)番のほうに移ったような答弁だったので、飛び飛びになるかもしれませんけれども、災害時に安定的な輸送はもちろん、当町には防災機能を備えた道の駅があります。非常時において情報集約して発信することが可能であるほか、他町村にない道の駅などを活用した誘致活動を考えてみてはどうか、伺ってまいります。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お話しのことでありますが、やはり道の駅のその重さと申し上げますか、重要性、これはこういう計画の中でも大いにピックアップされてくるだろうとこのようには思っております。また、町として、担当課としての話もあるということなので、担当課長よりお話をさせていただきます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 下重議員のご質問にお答えいたします。 道の駅関係の防災機能を備えた拠点ということで、今話している計画の中で広域道路のネットワーク計画が1つ、2番目に交通防災拠点計画、そして3つ目にICT交通マネジメント計画がありまして、その中の1つのお話ということになっております。それで、つい先日、新聞にも出ましたが、道の駅猪苗代がそういったことで認定されたということになっております。 現状の道の駅はなわでございますが、太陽光がありまして、事務所がある程度の時間維持するということは可能なような状態になっておりますが、実際その防災拠点としての本当の役割となりますと、例えば防災倉庫があってそこからいろいろなものが出せるとか、ヘリポートがあったりとかいうようなものとか、実際活動する自衛隊とか警察、消防とかが活動するスペース、そして休めるスペース、そういったものを備えなければならないのかなというふうに考えております。今の道の駅でございますが、スペースの関係もありましてなかなか難しいところもございますでしょうが、そういった機能も兼ね備えてやっていかなければならないのかなというふうに思っております。 それとなお、併せて、今年震度6の地震があったわけなんですが、そこの時点で私自身の感覚として、塙町内で一番被害が多かったのが道の駅でございました。道の駅の建物、やはり盛土の上に建っておりますので、かなり損傷を受けたという印象を持っております。そういったものを含めて、施設の耐震強度の強化とかそういったものも含めて今後やっていかなければならないのかなというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) この高速道路、これ仮称、さっき町長も述べたように水戸・郡山広域都市圏連絡道路ということで、起点は水戸、終点は郡山もしくは須賀川辺りなのかなと思うんですけれども、高速道路の計画というのは3か所計画されております。この3か所と言われて、福島県で3か所高速路線が浮上しても、やはりこの東白川郡というのは最も低い位置に位置づけされている場所ではないかなと思います。 この新広域道路交通ビジョンの中で、これは計画されても実現に至るまでまだまだ長い話だと思います。時間がかかる、ようやく舞台に乗った話、ようやく浮上した話ということで、この道路を最も必要な、必然性を感じているのは、起点、終点じゃなくてこの中間点に置かれている東白川郡もしくは石川郡です。道路が必要であるといっていても、産業面、農業面でも、林業面でもやはり地域の皆さんの努力が必要であって、特にほかにない特性のあるものを生かして、生み出していかなければならないと感じております。そうでなければ、県・国に当たってもそういう道路の必要性というのを分かってもらえないのではないかと思います。 そこで町長、これ先を見越した質問なんですけれども、現在の町長の考えを伺ってみたいと思います。これは数字的なものではないので、これからの長いスパンで考えなくちゃならないので、今現在の町長の考えだけでもお聞かせ願えれば伺ってまいりたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この道路、この地域にとっては必要かつ欠くべからざる必要な事業と申し上げますか、施設になるだろうとこのようには思っております。 そんな中にあって、今、議員がおっしゃった、後で話もしようかと思ったんですけれども、一番心配されるのは、立派な道路ができて高速道路と同じように点から点、そして高速道路が線になって、その途中が全てカットされてしまうこういう現象です。ストロー現象とかというそうでありますけれども、これを考えますと、やはり町としてのしっかりとしたビジョン、それから売り、その町のカラーというんですか、こういうものをしっかり出していかないと、この交通体系に町が取り残される可能性もあるということで、その辺も併せながら、道路が完備されていくことと併せながら、町としてしっかり主張できるものを持たなければならないとこんな考えは持っておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 話は、こういう道路が、構想道路の話が浮上したと言われていても、やはりその地元の努力も必要だと思います。石川郡、東白川郡、主立った産業面とか、観光地といってもそんなに目立った観光地もありませんので、道路ができる以上は地元の努力もやはり必要ですし、東白川郡全体の連携を組んだ考えで推し進めていかなければ実現できるような話じゃないかなと思います。 飛び飛びで(3)番にいっちゃいます。東白川郡町村の連携した誘致運動が求められると思うが、町の考えを伺いたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 東白川4町村の連携というお話でありますが、高規格道路の実現、これは当町の悲願でもありました。残念ながらここ数年はやや諦め感的雰囲気がなかったわけではございませんが、東白川ばかりではなく、石川郡、さらには茨城県との連携も必要であるとこのように考えておるところであります。 まずは、既に組織されております国道118号矢祭・須賀川間でありますが、整備促進期成同盟会の構成市町村や県との情報交換などから関係を深めつつ、高規格道路実現に向けて活動を活発化していきたいとこのようには考えております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) これは、やはりこの道路は、先ほども私が何回も言っているように、みんなで協力して、知恵を出し合って一歩一歩、恐らく20年、30年の長くかかる計画だと思いますので、最悪でも、時間がかかっても実現できればいい夢の道路だと思います。一日も早くこの東白川郡を通る、水戸・郡山間の夢をつなぐ構想道路ができることを願って、大きい2番にいきます。 2019年、道路運送車両法改正での農家の方の大型特殊免許取得に対して、町は農家の方に経費節減につながるような支援がないか伺いたいと思います。 この法改正から間もなく2年がたちますが、これまで農作業に気をつけて公道走行は黙認状態だったのが、改正後は厳しく規制されております。改正後は塙町でも何人かの方が捕まったというのか、無免許運転ということで捕まった方もおられるようですけれども、このトラクターの車両幅が1メートル70を超えると道路交通法では大型特殊自動車に区分され、大型特殊免許が必要となります。免許を取得していなければ無免許運転となり、50万円以下の罰金や普通運転免許の取消しなどが科されます。 多くの農作業機、トラクターばかりじゃなくて後ろの農作業機、要するにロータリー部分です、耕作する、畑、田んぼか何かをうねったりするロータリー部分の幅もやはり1メートル70を超えると大型特殊免許が必要となります。そういう農家の方の支援策はないか、率直に伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 大型特殊免許の取得ということで、私の周りでも何人か学校へ行って取ってきた、試験を受けてきたというような話もいただきました。この免許取得の支援ということでありますが、大型特殊免許、牽引免許とも取得する際、教習所での相当額の費用がかかります。本当に農家の皆様には新たな負担になるということは十分承知しております。 しかしながら、農業に限らず様々な職業で各種免許取得や技術講習事項は義務づけられております。そのため、農業者だけに免許取得助成となりますと、他の業種の方々との公平性、これが問題となってまいります。ここは慎重に対応しなければならないとこのように考えております。 具体的な免許取得のための有利な方法等について、課長が案を持っておるということでありますので、説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 下重議員のご質問にお答えいたします。 道路運送車両法改正で、トラクターにロータリー、ハロー等の作業機をつけたままの状態での公道走行が可能になりました。便利になった反面、大抵の作業機の場合は大型特殊免許を取得しなければならないと思われます。 何らかの支援策をとのことでございますが、町長が答弁いたしましたように慎重な対応が必要と考えておりますが、現実的には本年5月頃までに既に多くの方が免許を取得している状況ともお聞きしております。また、高齢者の方がやはり後で申します一発免許というんですか、そちらのほうに落ちてしまう高齢者の方、ここ止まってくださいというような話とか事前説明があったにもかかわらず、その実際の教習所の試験のときには止まらないというようなことが起きて落ちてしまう、そういったことが起きているというのも聞いております。 大型特殊免許を安価に取得する方法としては、教習所に入校せず福島市の福島運転免許センターで技能試験、いわゆる一発試験であれば4,050円の手数料で受けられるわけなんですが、今ほど申し上げましたように、高齢者の方、なかなか1回で駄目で2回、3回という方もいるとお聞きしております。そういった方などに有利というかお勧めしたいということで、矢吹町の農業短期大学校の農業機械研修を受講してから技能試験を受けることをお勧めしたいなというふうに思っております。 農業短期大学校の大型特殊操作研修は無料となっておりまして、全3日間のコースでございます。今年10月から12月にかけて7回予定されております。募集期間も9月1日からでございますので、まだ大型特殊免許未取得の方もいらっしゃると思いますので、広報等でお知らせして、何とか技能試験は1回で受かるようなふうにしていただければというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 実際、私も今年3月に自動車学校で教習を受け、大型特殊免許を取得しましたが、確かに今、課長が言われたように高齢者の方、大分骨を折っているみたいです。何といっても、これ自動車学校に通って免許を取得するということは金額が結構張りますよね。金銭面だけでなく体力面でも苦労されている高齢者もいます。 この米が安いところに来て余計な出費が増えて、米農家はますます減るのではないかと私は懸念しておりますが、今、林業面はすごく林業再生事業とか、農業面に関しても米安いところに加へ、先ほどの議員も言っていましたが、何らかの、農業に対して、ますます耕作放棄地とか年々田んぼの荒れている姿が増えてきているんじゃないかなと思います。そのためにも、こういう法律に関してはこれは仕方ないですけれども、受け入れて、だったら町で支援ができることがあれば何らかの支援をお願いしたいと思います。 もう一度、同じことを質問するかと思いますけれども、もう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどお話しいたしましたように、なかなか個々の支援というのは難しいということであります。こんなこともありますので、ぜひ農業短期大学校ですか、ここで講習を受けまして、そして実務試験というんですか、実地試験に臨んでいただくというのも1つの大きな方法だと思います。 ただ、この免許が何でこういうふうに、私は最初、何でこういう免許が必要なのかと、法律自体を否定するわけではないのですが。何で今ここでというふうな思いもございました。救済方法もどうかねということで話をしましたが、そうするとどこまでを、下線というんですか、下のラインにするか、例えば農業を専門でやっていらっしゃると申し上げますか、一定の資格を持っておる方とか認定農業者とかというそういうふうなラインが出てくれば、また考え方も別なんでしょうけれども、全ての方となるとかなり膨大な負担になるだろうということで、町としてできることはそういうふうな支援、できたらば課長とも相談してみたいですけれども、希望者が多い場合はバスを仕立てて送り迎えぐらいは町でやってもいいかなと。何だか後でしかられそうですけれども、それぐらいの頭ではおります。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 私は全額見ろと言うわけではないんですけれども、何割か、例えば教習所に通ったときの経費、それを教習所発行とか農業短期大学あたりで受講、農業短期大学あたりであると一発講習とかそういうのもあるみたいでかなり、一発で受かれば何千円ぐらいで済むとかという方法もありますけれども、そういう経費の領収書を持ってくれば何割かとか、そういうちょっとした支援というんですか、全額見ろとかということではないんですけれども、ひとつ農家の人の負担を緩和するためにも、ぜひとも考えてもらいたいと思います。 3番にいきます。 新たな防災マップを参考に、より安全な緊急避難所を考えてみてはどうかということでありますけれども、新たな防災マップってまだできてはいないと思うんです。更新委託料ということで500万円予算化されていますけれども、防災マップいつ頃できるのか、先に伺ってまいります。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(大寺弘文君) 防災マップにつきましては、令和3年度に更新を予定でございますが、財源として国の交付金、社会資本整備総合交付金を予定しており、現在申請中でございます。交付決定を待って発注する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 交付決定して発注するというんですけれども、なるべく早く、これ防災マップですから、かなりこれ、浸水箇所などの見直しということで、調査結果ということで、これ令和3年3月、こういうのも出ていますけれども、やはりなかなかこういう表より防災マップを、まずこれを作成して早めに町民の皆さんに、各家に配布すれば。恐らくかなり見直されていると思います。この危険箇所とか。この質問にあったように、緊急避難所、より安全な緊急避難箇所。今、避難所があるところで土石流、危険箇所内に避難所があるのか、何か所あるのか、もし分かればお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(大寺弘文君) 議員さんのご質問にお答えいたします。 避難所の選定基準というのがありまして、避難所は崖崩れや浸水などの危険がないところとするというところで、今現在、避難所につきましては62施設指定をしているところでございますが、そちらのところについては、今の計画ではそういった状況を満たしているところですが、今度の新しい防災マップは住宅地図をベースに考えております。それと照らし合わせまして、さらに安全性や見直しもしくは検討を含めて、検討していきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) この危険箇所も含めて、調査している間に災害時において、この災害対策を考えれば、ヘリポートというのはよくテレビで災害箇所なんか見ると、救助ヘリとか自衛隊ヘリとか、塙町はヘリポート、塙小学校の近くにある、河川敷にあるヘリポートなんですけれども、あのほかに何か所あるのか。例えば水害にしろ、災害ですから、いろんな災害ありますけれども、水害が発生したときにあそこは浸水しますよね、完全に。そういう、救援物資を運ぶのに、塙町ではそのほかのヘリポートというのはどこを想定して、どこを考えているのかお聞きしたいと思います。 もし、これヘリポートってちょっと載っていないので通告外の可能性ありますけれども、防災に関してということでお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(大寺弘文君) ヘリポート、地域防災計画では臨時ヘリポートというところで8か所指定をしてございます。塙中学校グラウンド、塙小学校グラウンド、塙小学校東側河川敷、塙工業高等学校グラウンド、片貝地区グラウンド、塙町町営運動場、あぶくま高原美術館広場、湯遊ランドはなわ多目的広場の8つでございます。 このヘリポートにつきましては、緊急時の場合にはパイロットの判断で臨時ヘリポート以外に着陸するということとなっておりますので、田んぼ1枚ぐらいの広さもあればパイロットの方が安全だと判断をして着陸したりするようなのも併せて決めております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 災害時いろいろ、パイロットの判断だということでもあるかとは思いますけれども、やはり救援物資とか運んだときに、恐らく浸水箇所というとどうしても、台風19号のとき考えれば、この町内どうしても、川上川と久慈川の合流地点辺りとかと浮かんできちゃうんですけれども、そうなった場合に、より町内に近い、災害地に近い、そしてヘリが下りられる安全な場所、高台、そして最も陸続きの場所かなとは思うんですけれども、この通告書どおりに緊急避難場所を考えてはどうかということで、町の考えを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほど説明がございましたが、新たな防災マップですか、これは県が公表いたしました最新の洪水、浸水想定区域データとして、土砂災害警戒区域、避難所などの情報を重ね、今年度に作成するとお答えをさせていただきました。 ご承知のように、現在、指定緊急避難所、先ほど62か所というお話をさせていただきました。これもこればかりではなく、その現況というんですか、その状況に応じて、自在にと申し上げますか、柔軟にその指定場所、これなんかも考えていかなければならない。そして、その基幹となるそういう施設も必要だとこのようなふうにも考えております。 ご提案申し上げ、そしてご説明をしております役場庁舎、新庁舎、この大きな柱の中に1つ、防災拠点としての機能、そして避難所も兼ねた機能、これは今年度ですか、湯遊ランドはなわが72時間電気を供給できる能力を有する避難所として、しっかりその位置を定めたわけでありますけれども、町役場も当然それに類する部分、それに準ずる72時間ぐらいはきっちり利用できるようなそういうシステムはぜひ導入したい、こういうふうな考えを持っておりますので、これから緊急避難場所、当然ご提案をいただいた部分も含めてですけれども、しっかりと対応は検討してやっていきたい、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) やはり緊急避難所、今、湯遊ランドもそれは、この前、経済の所管事務調査で報告したように、炊き出しとかそういうのも可能なんですけれども、例えば災害あったとき、あそこまでなかなか、災害の状況によって、内容によってはたどり着くまでに時間かかると、どうしても。塙町で災害時に最も安心・安全な場所はどこなのか、まずちょっと聞いてみたいと思います。この防災マップの中で、最も塙町で各災害、いろいろな災害において安心・安全な場所はここかなと、あそこかなと、そういう箇所が、もし確認している場所があるのであればお聞きしてみたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その災害の状況によって、ここは絶対大丈夫だと言い切れるところは大変難しいかなとは思うんでありますが、思案、腹案として担当課でお話しさせていただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(大寺弘文君) 災害の種類によりまして状況は変わると思います。洪水もありますし、崖崩れ、土石流、地滑り、地震、内水氾濫、大規模な火事などなど、種類によってその安全な場所の定義が違うと思います。 ご指摘の洪水、浸水に関してでございますが、今ある地図を更新して、今の地図というのは管内図に色分けしてお示しをしてある地図が今の防災マップ、洪水ハザードマップでありますので、それを住宅地図に落とし込んで、今年度更新するマップについてはより詳しく検討するような地図にしていきたいと思っていますので、その完成を待って、今、色の加減で3メートルから5メートルなのか、それとも0.5メートルぐらいの高さの浸水があるのかというのも含めて、新しいのを落とし込んでから検討したいと思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) まずは、新しい防災マップが更新されて、そこで判断して、よりよい、最も安全な避難所を考えてもらいたいと思います。 あらゆる災害は待ってはくれませんから、台風19号ですか、おととしですね、あれ以上のまた降雨とか災害が起きる可能性は、いつ起きるか分かりませんけれども、待ってはくれませんので。ここ数日間も地震なんかも頻繁に起きていますので、何となく嫌な予感がするような、大きい地震が来るような前兆なのかなとちょっと考えております、心配しております。災害は待ってくれませんから、最も安全な、町の皆さんに安心・安全な暮らしを送ってもらうためにも、ひとつ早急な対応をお願いして、まだまだ時間ありますけれども、お昼のチャイムも鳴りましたので、6番議員、これをもちまして一般質問を終了させていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、6番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午後零時10分               再開 午後1時20分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第2、発議第1号 塙町議会会議規則の一部を改正する議会規則の制定についてを議題とします。 職員に議案を朗読させます。 議会事務局長。     〔議会事務局長朗読〕 ○議長(割貝寿一君) 本案について趣旨説明を求めます。 提出者、10番、鈴木茂君、登壇願います。     〔10番 鈴木 茂君登壇〕
    ◆10番(鈴木茂君) 発議第1号の趣旨説明を行います。 近年、町村議会においては議員の成り手不足が喫緊の課題となっております。こうした状況から、議員活動と家庭生活の両立支援政策をはじめ、男女の議員が活躍しやすい環境を整備する必要があります。 ついては、出産、育児、介護など議員として活動するに当たっての諸要因に配慮するため、育児、介護などの欠席事由を整備するとともに、母性保護の観点から出産に係る産前・産後の欠席期間を規定するものです。 また、現在、政府において全ての行政手続における押印義務を廃止する方向で検討が行われていることは皆さんご承知のとおりです。当議会としてもこのような現状を踏まえ、請願手続について、請願者の利便性の向上を図るため、自署している場合は押印を不要とする規定の改正の提案をするものです。 改正部分は新旧対照表のとおりであります。 附則といたしまして、この規則は公布の日から施行するものです。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから発議第1号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 発議第1号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第38号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第3、議案第38号 塙町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第38号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第38号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第39号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第4、議案第39号 固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第39号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第39号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第40号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第5、議案第40号 塙町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第40号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第40号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第41号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第6、議案第41号 塙町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 今回の健康保険税でありますが、いろいろ計算してこういう引き上げるような税体制でありますが、特に所得割、医療費給付分についても改正案では6.07、あと後期支援金分は2.3ということで、これも1.ちょっと、あとは介護納付金分についても8.4%上がるということで、この所得割だけ見ても2年度と比較するとかなりパーセンテージが高くなっているということ、3年度についてはちょっと所得割だけで見ても11.46、所得に対して11.46%、あと令和2年度は9.52%ということで、2%弱が上がっているような状況で、そのほかにも均等割とか、世帯均等割、そういうのも上がっているので、今年というか、今回の改正ではかなり上がっているような状況なので、町民からすればかなりの負担増になるということであります。 それで、町としてもこれを補正するために一般財源のほうから支出をしている現状でありますが、近辺の町村、郡内でもいいんですが、そういうところと比較して、この税率についてはそういうことも検討したものなのか、あまりにも極端に上がっているものですから、そういう経過があるものなのかをお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(近藤正伸君) それでは、お答え申し上げます。 今回の税率の制定、案分率の制定につきまして、郡内等の状況につきましては、今年度についてはまだ状況把握はしておりませんけれども、昨年度の状況等については私のほうで把握をしておりまして、ただ、各町村によりまして税として必要な額というものが変わってきております。そこである町村は高かったりとかそういった増減はあります。その中で、塙町においては先ほどありましたように基金の繰入金とかそういったもので、極力負担が少ないようにということで考えて出てきた数字でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 今回、条例改正ということでありまして、以前ですと健康保険税関係の何か検討組織みたいなのがあって、その中で検討して税額等を決めてきたということを私は記憶しているんですが、そういう検討組織というんですか、そういうところでも検討されてきたのか。いずれにしても金額がちょっと上がり過ぎているものですから、ほかの町村と極端に突出するような税負担では、塙町の住民としても困るし、そこはちゃんと精査していると思うんですが、そんな観点から聞いております。答弁よろしくお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(近藤正伸君) お答え申し上げます。 組織のほうで共有をしているかということでございますけれども、国保運営審議会のほうにこういった内容をお諮りしまして答申のほうをいただいております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 何回も言うんですが、突出して金額が、率も所得割も上がっているし、均等割も、平等割等も上がっているものですから。逆に言えば決算において、今までも締めていくと逆に残金が出てしまっているような状況にあっていたんですね、令和2年度はちょっと分からないんですが、まだ。そういうことがないようにというようなことと、あと、各郡内の、塙町だけ高くてほかの3町村だけ安かったなんていうことでも、今度は塙町の資質が問われますので、その辺についてはよく調査をして、逆に言えば税率に反映させるよう決めていただきたいというふうに考えています。答弁は特にいいです。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第41号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第41号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第42号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第7、議案第42号 塙町滞在型交流施設湯遊ランドはなわ」設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 今回の「湯遊ランドはなわ」設置条例の一部を改正ということでありますが、まず1点は、この改定金額、単価が上がっているんですが、ほとんどが上がっているんですが、上げる基準というのは一応あると思うんです。どういうことでこういう、仮にこの16ページの一番上にある洋室の1万3,000円から1万3,500円、その500円上がった基礎的なもの、上げるという基礎的なもの。以下全て上がっているみたいなんですが、そういう何か基準みたいなのがあるものなのか。 あと、実際振興公社で取っている金額とは違うということ、利用料金とは違うということなんですが、今回条例の単価設定については、消費税は、今年4月からですか、総額表示ということになって、消費税分は一応この条例の中ではどうなっているか。 あと、19ページのほうに施設用具利用料金というものがあるんですが、この施設用具利用料金というのは湯遊ランドはなわ全体のものを指しているとは思うんですが、洗濯機と乾燥機の関係なんですが、私もそれ、コインランドリーとかそういうところで使う場面も出てくるんですけれども、やけに金額の差があるというか、これ自動だか自動でないか分からないんですけれども、ちょっと利用状態が分からないのでどういうものを指しているのかというようなことと、あと洗剤等も必要になってくるとは思うんですが、そういうのもちょっと分からなくて。ただ、金額的にははるかに、利用するに当たっては、減価償却とかそういうやつを見た場合についてはかなり安いような状況だとは思うんですが、そんなところ、ちょっと分からないものですから教えていただきたいというようなこと。 あと、もう一つの、シュラフというんですかね、これ。これもちょっと全然、内容が分からないので。俺は分からないからちょっと聞きます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) それでは、ご質問の関係で、おただしの関係で回答いたします。 まず初めに、料金の改定の部分で基準になっているかという部分でございます。今回、改正につきましては、5月に全員協議会の中でもご説明申し上げましたけれども、振興公社の事業分析、また、実態調査の業務委託関係で、非常に料金設定が安い部分で全体的に収支バランスが悪いという部分で、通常の1泊2食つきですと食事料金でどうにかそこの部分カバーできるんですが、ここ近隣、近いところでは、やはり2食食べないで素泊まりというお客様も出てきております。その関係上でマックスの料金をどのくらいにしたらいいかという部分で計算しますと、大体今回一律で宿泊ですと500円程度上がっておりますが、その辺まであれば十分収支バランスが取れるということで、今回500円の改定となってございます。 次に、利用料金、消費税相当額が含まれているかという部分ですが、消費税については含まれてございません。 先ほどの利用料金についても、平成10年オープン当時から値上げしていなかった部分というのがやはり出てきていますので、今回500円ずつの値上げという部分でございます。 あと、19ページ、カの洗濯機、乾燥機の部分でございます。こちらはキャンプ場に置いてある洗濯機、乾燥機でありまして、ここに書いてある施設用具利用料金、テントから始まりますけれども、これは平成10年オープン当時に町のほうで準備した備品等になってございます。利用料金についても、通常の乾燥機に入れるような一般家庭とは違いまして、その日使った部分ぐらいの乾燥とか洗濯、二層式になりますので、利用料金については通常、一般的にワンコインとか200円ぐらいでできるというのが、ビジネスホテルなんかでもこのぐらいの料金設定でございますので、今回100円相当の値上げをさせていただいております。 最後になりますが、カの上から4番目のシュラフ、日本語で寝袋です。寝袋をシュラフというようなキャンプ用語で言っておりますので、寝袋ということでご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 施設の料金の改定ということで、よく町長は、健康増進の場というようなことで、町費がかなりつぎ込まれているという中で、やはり町民にとっては安いほうが使いやすい、これは当然だと思うんですよね。それで実際、取るか取らないかは振興公社のほうで経営状況を、あるいは収支バランスを見て決めているということでありますが、本来ですとやっぱりこれだけ、これだけというか、湯遊ランドはなわに対してはお金を実際かけている。それのほかに町民に対してこういう条例改正で金額を上げる、これはちょっと考え方によってはやっぱり矛盾しているのかなというふうに思うんですが、町長の考え、ちょっと。私は矛盾していると思うんですが、上げるということに対して町長の考えをちょっとお聞きしたいというようなことと。 あと、今回条例が通りますよね、通るというかこれから審議して通るなり、採決ということになるかと思うんですが、採決されて、議決された場合については、どういう方法で町民にこの改定の金額をお知らせしていくものなのか。その方法、それらについてお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 料金の改定、これは私の思いもございます。と申し上げますのは、やはり少々料金を高くしても、料金を上げても、料理それからサービス、そして施設の維持、これをよくすることで払った料金に十分満足していただけるようなそういう営業をやっていかないと、これからやっていけないんじゃないかと。私はそういう思いで、食事相当の原価等も少し上がってもいいものを食べさせることで支持をいただく、そのためにも必要な料金値上げであれば、十分にそこを利用したことで満足していただけるような、営業方針と申し上げますか、こういうふうなことで対応していくべきだろうということで、私はこの料金の値上げと申し上げますか、料金を上げたことに対しては支持をいたしました。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑は。 まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) もう一つ、本条例議決後の話になろうかと思いますが、いわゆる今回、16ページの例えばイの温泉浴、日帰り温泉の入浴になりますが、500円から600円に町民の方も値上がり、条例上は上げているという形になっておりますが、現在のところ、先ほど議員も言われているように、本条例の8条の中で、あくまでこれ利用上限額という形を取ってございます。 町民の皆様は今まで500円で入れた、今は350円とか安くはしておりますが、当然、600円の最高額になる際には、施設側で利用料金のそこの部分が決定いたしますので、その際には町民の皆様にお知らせできるような形ではいきたいと思いますが、現在のところ、今、町民350円でございますから、その値上げについては考えていないということでございます。あくまで最高限度額を今回設定したという形になってございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 今回の負担は、料金改正の中で、今、町長は、サービスをよくするために値上げも致し方ないというか、料金の値上げも。そんなことも考えているということだったんですが、株式会社振興公社からの町に対して申入れというんですか、これは町が直接改定する金額にしたものなのか、株式会社振興公社から何らかのアクションがあってこういう条例の改定になったものなのか、その辺だけお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 今回の改正に伴いまして、振興公社側から何か申入れがあったのかというおただしかと思います。 今回、先ほどご説明いたしました令和2年度の委託事業の中で、どうしても利用料金が安過ぎると、宿泊料金で平均約7,800円ぐらいなんですが、そこの部分について振興公社側とは協議しております。ある程度、どのくらいの料金なら、例えば今回、食事が入っていない料金になっています、宿泊料金は。どのくらいの上限額まで持っていけば一番ペイできるのかという部分をいろいろお話しされた中で協議をしております。 今回、委託事業者なんかとも私たち協議させていただきました。今回ある程度このくらいの値段設定、いわゆる宿泊料金だけです、今回は。これプラスアルファ、今後、先ほど町長答弁いたしましたように料理とかそういう部分で少し料金設定を変えていくという形になりますので、あくまで宿泊料金としてはこれが最低というんですか、ベースラインでこのぐらいの値上げ幅を持っていれば、最高額を持っていればということで、今回3者の協議をさせていただいて、町のほうで今回の改定については決定をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 2番、菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 2番、菊地哲也です。 料金の上限の改定ということですが、今もお話出ましたけれども、コンサルに昨年頼んで、今回また本年度予算で600万円予算ついて、その指導を受けながら改善していくというお話なんですが、そうすると、今回の利用料金の上限の改定なんですけれども、収支バランスが悪いからまず料金を上げるということなのか、それともその改善、いろいろなハードからソフト面の改善をした上で、これならこの料金を取れるだろうということの前段階でこの上限を改定しておくのか、確認させていただきます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 今回の上限額については、いきなり反映させるという部分ではなくて、湯遊ランドの場合、振興公社の場合、料金体系が3つに分かれております。Aシーズン、Bシーズン、Cシーズン。Aシーズンが5月、お盆、お正月、Bシーズンがそれ以外の休前日という形になっております、Cにつきましては平日ということで、特にこのA、Bの部分です、一番繁忙期、忙しい時期にどうしてもお客さんが入る中で、利用料金があまりに平日との差が少ないという部分が一番やはり大きいところです。ですから、逆に言えば、今回の利用料金でうまく活用していくときはAシーズン、いわゆるお正月とかお盆とかハイシーズンと言われている部分、ここにある程度値段設定を高くさせていくというような体系組みを今後検討していく形になっております。 今回、当然これから夏休みとか入ってきますので、そこら辺に向けて今回の料金改定ということで、シーズンによって最高限度額を使うか使わないかというのをこれから振興公社の判断で。あくまでこの辺ぐらいの幅があると、先ほど言ったプラスマイナスの部分、あとは平日の部分でも、2食抜きで泊まられている場合に約1,000円ぐらい、この条例の金額より安いケースも実際生じております、1人で泊まられると。そういう部分も含めて500円、要は2人ぐらいで泊まられるので、そうすると500円、500円で1,000円上げておくと、大体のペイできるというか、マイナスにはならないという線で、今回は宿泊料金を設定させていただいております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 1番、金澤太郎君。 ◆1番(金澤太郎君) 1番議員、金澤太郎です。 今回、この当該条例が施行されましたのが平成10年4月1日ということで22年前。この間、今回は利用料金の上限の改定ということなんですが、改正前に過去改定されたことはあったんでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの件です。 今回の条例改正の部分については、10年オープン当時から改定はされていないんですが、振興公社側、こちらで料金の設定をいろいろ変えております。あくまでこれ上限額なので、ここで安くしてみたり、今、ビジネスプランで2食つきで7,800円とかそういうプランをつくっていますけれども、本条例の宿泊料金については今まで、23年目になりますが改定はされておりません。ただ、2食つきの料金とかはその都度、振興公社のほうでいろいろなパックをつくったりして料金の設定を行っております。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第42号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第42号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第43号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第8、議案第43号 塙町下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第43号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第43号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第44号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第9、議案第44号 白河地方広域市町村圏整備組合規約を変更する協議についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 整備組合の規約の変更ということでありますが、それに係る協議ということでありますが、今回その改正することによっての利用料金も変わってくるというふうな感じなんですが、通常、今回西郷村と泉崎村が加入するということで、利用者というか整備組合のネットワークの運営管理とかそういう経費関係は、入ってくることによって通常は町の負担が、塙町の負担が減るようになると思うんですが、今回、第3条6項に規定する事務の経費ですか、これは実際、規約を変更することによって塙町の負担金、これは多くなるんだか少なくなるんだか。 さっき言ったように、これ多く、西郷村と泉崎村が加入すれば経費は少なくなるという通常は考えなんですけれども、実際計算等はしているものなのか。多くなるんだか少なくなるんだかちょっと分からないので、その辺をお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 今回の白河地方広域市町村圏整備組合の規約の変更によって、情報通信、ネットワーク関係で西郷村さん、泉崎村さんが入って経費的なものはどうなのかというおただしですが、基本的に今までですと均等割、人口割、そのほかに施設といいますかケーブルの延長等で負担額というのが算定されておりました。それが今度は、均等割と人口割というような形で負担と。あとはそのほかに、共同運用システムの部分の管理経費も同じように均等割と人口割でということで算定等はなりますが、まだ算定の金額等についての試算はちょっと示されていませんので、現状では負担はどうなるのかという部分では、おおむね現状の負担金はそう変わらない状態で推移するのかなというふうには考えております。 西郷さん、泉崎さんについては、基本的に白河とまだ完全につながっている状態ではありませんので、そういう部分も踏まえて今後変わっていくと。構成団体が多くなれば1町村当たりの負担というのは当然少なくはなってくるとは思いますけれども、新たにそこの部分でかかる費用等も若干はあろうかなというふうに考えますと、大体現状のままの推移が想定されるかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) やはりそれ、議会に提案するということは、塙町にとって負担増になるんだか、負担減になるんだか、そこはきちんと計算してというんだか、町のほうで見極めて提案するのが筋だと思うので、今後こういう議案提案については、塙町にとっていいんだか悪いんだかさっぱり分からないので、そこは提案する側、今回は町がちゃんと計算して議案にしていただきたい。そういうことであります。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。ほかにないですね。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第44号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第44号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第45号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第10、議案第45号 令和3年度塙町一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 1番、金澤太郎君。 ◆1番(金澤太郎君) 1番議員、金澤太郎です。 今回補正で上がりました7款1項6目第11節、湯遊ランドはなわへの役務費ということで、Wi-Fi設備・ネットワークLAN構築ということで予算化されて上がってきていますけれども、こちらにつきまして、宿泊者へのサービスとしてWi-Fi環境を各部屋のほうへ引き込むというふうにご説明はいただいていたんですけれども、湯遊ランド施設にとりましては、キャンプ場、あとダリア園、加えて言えば古民家、こちらのエリアまでが湯遊ランドの活動範囲内というふうに考えられるかと思います。 これから先、サイクルツーリズム、ツール・ド・はなわ含め、湯遊ランドを拠点にして大会の開催等をされるという中で、当然電波法の関係もあるかとは思うんですけれども、宅外、要は敷地内全般に対してWi-Fiサービスを行うというような考えの下に予算化されているのかをお伺いさせていただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの湯遊ランドはなわ関係のWi-Fiの今回の構築事業の関係でございます。 今回につきましては、宿泊施設、廊下等にはWi-Fi設備ありますが、各部屋がやはり金属の扉、あとRCの構造ということで、Wi-Fiがほとんどというか、まず宿泊部屋には届かないという状態になっております。今回、23の子機を各部屋の中に入れる予定となっております。 機種につきましては、今一番新しいWi-Fi6という形でかなり、今までのWi-Fiの1.4倍ぐらい速い速度で通じる機器なんですが、今お話ありましたダリア園、キャンプ場、古民家、キャンプ場もこのコロナ禍でかなりのお客様が利用されるになってきております。キャンプ場によりますと、かなりやはり距離が遠いという部分と、あと経費がかかるという部分で今回は予算計上しておりませんが、今、NTTの、私どもの情報では、あそこの基地局に5Gを入れるというのが今年度中に始まるような話もありますので、もしかすると、あの基地局からですとキャンプ場のところまでは間違いなく届くのかなと。あとはやはり一番お客様の多いダリア園、ここについてはやはり今後検討しなくてはならない。 どうしてもやっぱりSNSで配信していただいておりますので、お客様には。ぜひWi-Fiの環境を整えていく必要があるというふうには考えておりますので、今後ちょっと、かなりやはり敷地も広いので、費用面等を試算しながら検討させていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 1番、金澤太郎君。 ◆1番(金澤太郎君) 5Gが導入されたとしましても、これはあくまでも個人でお支払いする料金の中で使えるサービスということになりますので、ぜひ、特にやはりSNSを使って塙町のことを宣伝して、ただでしてくれるという方に対しての費用というところで見ていっていただいて、前向きに検討していっていただきたいというところでお願いしていきたいと思います。 あわせまして、こちら商工費のほうでだけ上がっていたんですけれども、同じような名目で申し上げますと、道の駅はなわにつきましても、これ道の駅では一応Wi-Fiスポットをつくりなさいというような指導になっていまして、設定はされているんですけれども、当時の設定のままということで、今使えるのが多分、一番入り口のホールがメインであって、当然店内側に入っていくと弱い、レストランについては届かないというような状況になっています。 これから先、道の駅を経由して自転車の活躍といいますか、活用をされていくということで、町のほうでも計画あるかと思うんですけれども、同様なことで道の駅のほうへもWi-Fiの導入のほうを検討いただきたいというふうに思いますが、ご回答のほうをお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 議員ご指摘のとおり、道の駅、入っておりますが非常に通信状態よくないということでございます。今回、予算書のほうにも上げてありますが、「農・商」販売力低下対策事業というようなことで、そういったものを積極的に推すためにも、それと、議員がおっしゃったようにサイクルツーリズムでいろんな方がいらっしゃるという部分を考えますと、当然道の駅のほうもしっかり整備していかないとサービスの低下になりますので、ぜひとも予算を確保して、この農・商連携がスタートする頃までは間違いなく整備していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 令和2年度の繰越明許費でありますが、今までになく繰越額が大きいというようなことで思っています。それで、特に聞きたいのが翌年度の繰越額です。これの確定については3年に持ち越すという意味だと思うんですけれども、結果的には入札あるいは事業費が確定した金額ということで私は理解したんですが、仮にこの繰越額が……いや、繰越明許だから。     〔「補正」と言う人あり〕 ◆9番(吉田克則君) 補正か、失礼しました。すみません。 ○議長(割貝寿一君) ほかにありますか。 ◆9番(吉田克則君) 大分先走ってすみません、補正のほうで、一番聞きたいのが、まず国からの新型コロナウイルス関係で、地方創生臨時交付金1億2,900万円でありますが、前、3月定例会のときも、国では3次補正ということで令和2年度の事業だということで、令和2年3月定例会のときにこの金額を予算計上しなかったものですから、なぜそれしなかったのかも聞きましたけれども、この1億2,900万円がなぜ、国では令和2年度と言っているのに、何で塙町が令和3年度の地方創生臨時交付金なのか分かりません。令和3年1月あるいは2月に3次補正の国への申請はしたと思うんですが、3月には金額が決定して、3月定例会でその金額を町長の口からこれだけあるんだと。 要するに、これは令和2年度の事業ではないか、そういうふうに思われます。いつ交付決定されて、申請から交付されて、いつ決定し、町にいつ入ったのか。それらについてお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) コロナ関係に関します臨時交付金、3次補正の部分が令和2年度の事業ではないのかという部分、あとはいつ交付決定になっているのかというおただしかと思いますが、基本的に国の予算上は3次補正ということで、令和2年度の予算でございます。ただ、事業としては、町は令和3年度の予算でその事業をやるということで、今回補正として上げさせていただいております。 この計画がまとまって、現在県のほうを通して申請をしている段階ですので、正式な交付決定になっているわけではございませんが、一応こういう形の事業でやるということで申請はしている状況でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) ここにそれ、監査委員さんもいますけれども、町では決算に当たって、仮に年度中に入るお金の決定については、町では調定額ということで、令和2年度に入るべきなのか、あるいは令和3年度に入るべきなのか、来たお金が。申請して、来たお金が。 これ調定額ということで町のほうでは審査は、今やっているんだか何だかちょっと分からないんですが、そういう調定審査というんだか、調定の金額算定というんだか、それについては、監査委員さんここにいるので、もし、令和2年度まだやっていないか何だか分からないんですが、調定額を決定するのに書類とかそういうのがないと実際は、2年度分に入るんだか3年度分に入るんだか、ちょっと分からない面があると思うんですけれども、そういう関係については監査はしているものなんだか。そこをちょっと、もしそういうところまで監査をしているんだか何だか、そこもちょっとお聞きしたいということで考えています。 いろいろ質問事項、ちょっといっぱいあるので、3回で終わらないものですから。 あわせて、別に5ページのほうに、2款1項6目の地域おこし協力隊の補助金550万円、地域おこし協力隊については国の補助金等があって今までこうやってきたんですが、今度は単独で、1名で、合計6名という説明は聞いたんですが、国の助成金等はもらえないんですかね、これ。町単独で、今までずっとそれもらっていますから、そういう兼ね合いがちょっと分からないので。あと、6名の地域おこし協力隊、それの来た方についてはみんな塙町の住民になってもらっているんだか、それもちょっと分からないものですから、それもちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。 あと、6ページのほうに6款1項4目の委託料の200万円、花卉輸出とか、これは事業主体は、前ちょっと聞かなかったので、100%は委託料でやるというの、委託先、どういう基準でどこが、そして町はどういう選定理由でそこを選んでいるんだか、決定しているんだか分からないんですが、どういう考えなんだかをお聞きします。 あと、18節の負担金、補助金及び交付金の中の中山間地域推進事業と、あとはその下の補助金2,200万円、これもサポート事業でやるということでありますが、受託先というんだか、ふるさと産業おこしということで話は聞いていましたけれども、なぜふるさと産業おこしなのか、あとふるさと産業おこしの構成員、あと代表者、それらについてお伺いいたします。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 先ほど、監査委員さんの監査の部分で、調定の部分でというおただしのところなんですが、基本的に国の予算は令和2年度の予算で3次補正になっていますが、国は3年度への繰越しをやっておりますので、町とすれば令和3年度の会計の中での調定歳入というような処理になりますので、2年度の金が出納閉鎖終わっている2年度に改めて入ってくるとかということではございません。あくまで3年度の中での収入という形で処理をするということで、ご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) それでは、予算説明書5ページの2款1項6目地域振興費、地域おこし協力隊の関係でございます。 まず、1点目のおただしでございます。予算の関係でございます。こちらについては、今回地域おこし協力隊員1人当たり、国は470万円の上限、特別交付税の措置になりますので、今回の予算につきましては一般財源になっておりますが、特別交付税の措置がされる予定となってございます。 また、地域おこし協力隊の住所地です。住所については必ず塙町に住民登録をしてからでないと協力隊になれないということになっておりますので、6名全員、現在塙町の町民ということで活動をしていただいております。 以上でございます。
    ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 初めに、6款1項4目12委託料、中山間地農業ルネッサンス推進事業委託料の委託先でございますが、こちらは株式会社フラワーキングさんのほうに委託するということで考えております。 続きまして、6款1項4目18負担金、補助及び交付金の中の中山間地域所得確保推進事業補助金でございますが、こちらも中山間地農業ルネッサンス推進事業と併用しまして活用するもので、流通コストを抑えることで生産者にその利益を還元する、そういったことを目的に生産販売戦略の検討から所得確保計画の作成を行いまして、その後、実際の販売を実践していくというものでございますので、こちらも株式会社フラワーキングさんに補助するという形になります。 続きまして、「農・商」販売力低下対策事業補助金でございますが、ふるさと産業おこし連絡協議会を選定した理由ということでございますけれども、塙町ふるさと産業おこし連絡協議会は、商工会、JA東西しらかわ、物産協会、一般財団法人天預の郷はなわ、ダリア切花生産等推進協議会など数多くの団体によって組織されております。今回、東京塙会が入るということになりまして、全部で19団体が参画しております。 今回のこの事業においてサブスクリプションを実施すると申し上げましたが、そこで非常に課題になりますのが、安定した農産物等の利用が確保できるかということでございます。そのためにも、お米であればJA東西しらかわさん、野菜は道の駅というふうに、得意分野と申しますか、各組織の強みを重視して運営していきたいなというふうに考えておりますので、それで塙町ふるさと産業おこし連絡協議会がいろんな団体が含まれているというところで、そこが一番望ましいというふうに考えたところでございます。 その団体の長は塙町長、宮田秀利となっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 総務課長から、令和3年度の繰越しというか、予算の中に入れてもいいような答弁があったんですが、民間ですと発生主義の原則というのがあって、仮に令和2年度に金額が決定した、あるいはそういう事業が確定した場合については、その年度内で処理をしなければ課税対象になるのですよ。そういう民間の企業会計になっています。 それで、町だけがそんな、俗に言う、国で2年度と言っているのに3年度でそれを執行、議会通ればそれはできるんでしょうけれども、そういう考えで私はいいのかということなんですが、そこだけです。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 令和2年の予算を3年に執行して、そういうのでいいのかというおただしですが、令和2年度の段階で確定して申請しておりましたのは、3月の補正でありました200万円弱の部分は当然、2年度の事業として決定になっている部分はございますけれども、今年度、3年度で町が行う部分についての申請を行ったのが令和3年度に入ってからです。 ただ、国は2年度の予算を繰り越して3年度に支出するという手続をしておりますので、町とすれば3年度に事業を計画して、それを申請して、それが決定になって初めて今回この補正の事業を行うということで考えれば、国のお金は令和2年度の補正予算であろうことにはなるんでしょうが、3年度にそれを繰り越して、各地方公共団体へ交付するということですので、会計上は特に問題はないのかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑ありませんか。 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 補正予算説明書の9ページになります。 10款5項4目図書館費でございます。そこに図書除菌BOX購入ということで31万4,000円ということなんですけれども、詳細についてお尋ねをいたします。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(生田目敏夫君) それでは、お答えを申し上げます。 この除菌BOXということでございますが、まずは金属製の、例えば電子レンジとかああいった箱の機械をイメージしていただきたいと思うんですが、金庫とかあんな感じです、その中に図書を入れて、図書の本についたウイルスや菌を除菌するというようなものでございます。約45秒で、紫外線を当てて本の表面とかの菌なんかを除菌させるというような品でございます。 やっぱり今コロナ禍で、そこでテレビの消毒液とかやっていますけれども、そういった関係で、貸し出す図書についてもそちらのほうの安心を得るためというようなことで、今回購入の計画を立てたところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 図書館は内田洋行さんのほうで運営管理されているかと思うんですけれども、その部分は内田洋行さんでご購入されるのが僕は筋かと思うんですけれども、その解釈をお尋ねいたします。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(生田目敏夫君) 内田洋行さんには運営のほうは委託をしてございますが、図書館、それから図書もそうなんですけれども、備品関係につきましては町のほうでそろえているというような状況でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 了解いたしました。 そうしますと、塙町立の小学校ですとか中学校の図書館、もちろんその教室があるかと思うんですけれども、そちらについてのお考え、早々に学校の図書館にもこのようなボックスを購入するお考えがあるのかだけお尋ねいたします。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまのご質問につきましてお答えをいたします。 現在、学校図書館として機能しているのは3つの学校となっております。塙中学校、塙小学校、笹原小学校、そちらについてもこの除菌BOXの購入について検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 10番、鈴木茂です。 7ページの6款2項3目、林道湯岐前線立木移転補償なんですが、これ普通は支障木は伐採するんですが、桜を移転するというような話なので、詳細についてお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) ご質問にお答えします。 林道湯岐前線の桜の木の移転補償ということでございますが、今回、県道の改良に伴いまして、全部で22本ある桜のうち、7本は県のほうで移転補償という形で行います。いろいろな経過がございましたが、町で林道敷に植えていいということになっておったわけなんですが、最近かなり枝葉が伸びまして通行の支障になってくる、ワゴン車であると屋根をするような状況もあります。今後ますます大きくなるという部分もございまして、今回移転補償という形を取らせていただきますが、押立地区の関係者の皆様がいろいろな思いで植えられたという部分でございますので、伐採ではなくて、あくまで移転補償という形で取らせていただきました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) その場所というのは、押立に上がるところの桜、戸津辺の桜とか書いてあるんですが、あそこのうちの7本を移転する。全部移転するんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 口が足りませんで申し訳ございません。 22本のうち7本を県の事業で移転、県のほうの予算で移転という形になります。そうしますと、その入り口よりもっと奥、上側というんですか、そちら残り15本を町の予算のほうで移転するということでございます。戸津辺の桜という看板が出ている桜でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑は。 7番、吉田広明君。 ◆7番(吉田広明君) 7番、吉田広明です。 10款2項の学校関係なんですけれども、ICT支援員・スクールサポーター事業委託料ですけれども、基本的にこれというのは、中学校も含めてなんですけれども、リモート対応で業者さんがやっていかれるのか、そこをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまの質問にお答えいたします。 このICT支援員・スクールサポーター事業の業務委託でございますが、現在想定しているのは常駐の形での対応と。その方が小学校、中学校を巡回して回ってサポートしていただくというようなことで検討しているところでございます。 ○議長(割貝寿一君) 7番、吉田広明君。 ◆7番(吉田広明君) それぞれの機器に障害が生じた場合に、その補修というんですか、調整等はこの支援員さんが補っていくのか、それとも業者さんがやっていくのか、いずれになるんでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) このICT支援員・スクールサポーターの事業の内容について、まず説明をさせていただきます。 まず、1つは授業の支援、これを行っていただきます。パソコンやタブレットの操作支援、授業でのICT活用のアイデア出しやサポートを行っていただく。それと環境整備です。様々なICT機器の管理や不具合を対応していただきます。例えばタブレットの中でも重篤というか厳しい場合については業者のほうになるわけですが、簡単な部分に関しての管理や不具合対応はこの方にお願いしたいと。 もう一つの業務には校務支援。教員の成績管理や児童生徒の健康データ管理の整理や操作のサポートをしていただくと。 もう一つとしては校内研修。これは教職員に対するICT機器やソフト活用の校内研修サポートをしていただくと、このような考えでおります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 7番、吉田広明君。 ◆7番(吉田広明君) 運用を長期間にわたって行っていった場合に、当然コマーシャル媒体の入ったようなホームページ上にアクセスをする可能性もあり得ると思うんです。そこからさらに深掘りで、ユーチューブ等のアクセス制限をかけなくちゃいけない場合の画面に入っていく可能性もあるんですけれども、そういうところの制約というのは、簡単でよろしいんですけれども、分かる範囲でちょっとお聞かせください。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) まず、このICT支援員等の業務の内容の中にも入れる計画ではおるんですが、まず運用ルール、これを作成していただきます。ICT機器に関する運用ルールをつくっていただいて、その上でサポートしていただくということです。 あとはセキュリティーポリシーの作成、こういったのもやっていただきます。これに対する支援も行っていただくと、こういった形で進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(割貝寿一君) ほかに。 3番、鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 3番、鈴木元久です。 8ページ、7款1項2目18節で商品券換金用交付金1億2,645万円、これ1人当たり1万5,000円を交付するということなんですか。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 7款1項2目商工業振興費の負担金、補助及び交付金の商品券換金用交付金1億2,645万円の詳細でございますが、町民1人当たり1万5,000円の商品券を交付する予定となってございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 3番、鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 塙町では1万5,000円ですけれども、周りの他町村ではどのくらいになっているか分かりますか。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 新聞とかで見ますと、浅川町が1人5,000円、あと、まだ矢祭町議会、開催していませんが、担当のほうに聞いたところですとプレミアム付商品券を交付する予定となっているようでございます。ちょっと金額についてはまだ私のほうには入ってきていませんが、私のほうに入っている情報では、今、その2つは承知しています。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 3番、鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 町民のある人が、その商品券をコメリだとかダイエーだとかで使うと、町に還元されていないのかなと言う町民の人もいますので、その分も少し考えてほしいなと、商店の人たちが言っていました。 ○議長(割貝寿一君) 答弁ありますか。今のに対して。 まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 事業者については町内の事業者ということで、第1回目も、今、議員言われたとおりコメリさんとかそういうところ入っておりますが、あくまで今回も町内の事業者をまず募集をかけます。手を挙げていただいたところですね、1回目ですと190事業所ありましたけれども、大型店舗がその分、還元されていないのかという部分でございますが、町民の皆さんはやはり、今までですとどうしても白河に行ったり棚倉行ったりという部分で、かなり町内の、もともとある事業者ではないかもしれないんですが、中では大きく還元されていると思います。 やはり子供たちなんかも買物に行けるという状態もそういうところでありますので、特に土曜日、日曜日、日曜日になりますとそういうお店しかなかなか、子供が休みのときってやっていませんので、非常にその部分では町民の皆さんもそこで、町の中で消費ができているという部分では、十分有効な商品券の活用方法だというふうに私のほうでは考えてございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第45号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第45号は原案のとおり可決されました。 休憩します。               休憩 午後2時40分               再開 午後2時50分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第46号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第11、議案第46号 令和3年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第46号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第46号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △報告第1号の上程、説明、質疑 ○議長(割貝寿一君) 日程第12、報告第1号 令和2年度塙町繰越明許費繰越計算書についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 町長、宮田秀利君。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、報告第1号 令和2年度塙町繰越明許費繰越計算書、一般会計及び農業集落排水処理事業特別会計について、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきご報告申し上げます。 本報告書は、令和2年度の歳出予算のうち、令和2年度中に支出が終わらない見込みのため、去る12月及び3月定例議会及び3月30日付専決処分において繰越明許費予算を定めたところでありますが、令和3年度に繰り越して使用する額が決定したものであります。 一般会計は、2款総務費、3款民生費、4款衛生費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、10款教育費の計21事業で7億2,221万3,000円、農業集落排水処理事業特別会計で1款総務費の1事業で5,217万円を財源とともに令和3年度に繰り越しましたので報告をいたします。 以上であります。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 先ほどちょっと間違ってしまって、すみませんでした。 この報告第1号でありますが、令和2年度において事業費が確定して、3年度で事業執行するということで、これ、そうすると入札やあるいは金額の確定については、条例なりあるいは入札、そういう基準に基づいて金額が確定したという理解でよろしいのか、それをちょっとお聞きしたいのと、例えば役場庁舎改築事業1億300万円、これについては令和2年度12月定例会で補正で出てきた金額でありまして、予算は通っていますけれども、翌年度繰越額については1億180万円ということなので、この金額については、入札がプロポーザルでやったということで聞いていますけれども、その設計料としてこの金額でという理解で私はしていたんですが、そういう内容でいいのか何だか、まずお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 議員おただしの翌年度繰越額の部分の額については、それぞれ契約とかそういう部分で確定した金額なのかという確認かと思います。 これにつきましては、令和2年度中に契約等が行われて、その金額が繰越しになっている事業もありますけれども、まだ入札等が行われないで予算を繰り越しているような事業もございますので、この金額が全て2年度中に確定して繰り越したという、その契約等が確定して繰り越したというのとはちょっと考え方が違います。ただ、2年度中に必要な予算を使って繰り越す額がこれだけ繰り越しますということでの計算書ということで、ご理解いただければというふうに思います。 よろしくお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 今定例会で翌年度への繰越額が決定して、これまた令和3年度で事業を行うということで、またここで、予算が仮に余るという表現ではないんですが、この予定額に満たない、そんな繰越しでいいのか、繰越明許費で。何のためにこうやるかというのは、仮に事業確定してもお金が入ってこなくてできなかったり、そういう意味合いでの明確な金額決定ですか、それがなされて初めて繰越明許費になるのかなというふうには理解したんですが、そういうことではないんですか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 議員さんおただしのように、明確な形での金額の繰越しというのは、それはそれで契約等が済んでいればあり得る部分はございますが、事業の発注関係で予算だけ繰り越して、契約については令和3年度となりますと、今年度の入札等で金額が確定して決定になってきますので、予算とは多少ずれが生じるということは出てくると、可能性は十分あるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 何でできなかったということにも結びついてくるんですが、今回金額が多過ぎるというか、実際今までこんな7億2,000万円も繰り越したときあるんですかね。 そういうことから、いろいろ災害で、水害とかいろいろであったかもしれないですけれども、あまりにも金額が多いというようなことと、あとは事業を先送りしている、早くやらなきゃならないやつをやらないようにも取られるものですから、そんなこともあって質問したわけです。 こういうふうに大きな、7億2,000万円になった理由というんですか、お聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 繰越しの額が7億円とかなり大きい部分は確かにあろうかなというふうには考えますが、過去には、翌年度への繰越しという部分ではICT等の、今の光ファイバー等のときには十何億円とかの繰越しというのも当然ありましたし、森林再生等でも、なかなか事業が進まない部分ですとやはりかなりの金額が繰越しとかという形にはなっております。 ただ、この中で全ての事業が仕事が終わらなくて繰越しという形にはなっておりますが、国県からの予算が追加で年度末頃来て、それで事業を行うというような形で新たに予算が獲得できて繰越しで行っているような事業も中には当然ございます。そういう意味では、全て必要、やむを得ずという言い方で、単年度で全て事業ができれば確かに望ましいんですが、事業の内容におきましては、予算が、補助等がついて翌年度に繰り越して財源を確保しながら行えるような事業も当然あるという部分でご理解いただければというふうに思います。 そういう意味では、単年度で事業をやっている部分で、工事等につきましては平準化が少しでも図れるような部分もあるということで、ご理解いただければというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) ただいま総務課長が答弁いたしましたが、それに加えて補足ということで、私のほうから答弁させていただきたいと思います。 仕事が先送りになっているんではないかというようなおただしもございましたが、この中でかなり多くを占めておりますのは道路橋梁費、河川費ということになってございます。このうち緊急自然災害防止対策事業債という起債事業でございますが、7割の交付税措置があるという事業でございます。これにつきましては国県補助等の該当にならないところ、それを一定期間の中で整備するための財源措置を国が取ったということでございますが、それにつきましては令和2年度で一旦事業が終わるということで以前から情報が入っておりましたし、そのような扱いの事業でございました。 その中で、塙町におきましては台風19号の部分で補助債になっている部分は補助債でやっておりますが、それ以外にも手当をしなければならないところが多数ございました。そこに関してそういった事業がなくなるのでは困るということで、先食いで繰越しを見込んで事業を行ったという部分が約3億円ほどございます。ですので、トータル7億円のうちの3億円ぐらいは、概算で申し訳ないんですが、3億円ぐらいはそのような財源確保のための措置を取ったということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 10番、鈴木茂です。 これ確認なんですが、未収入特定財源国庫支出金、県支出金、地方債、これはもう完全に確定しているものなのかお聞きします。 もし確定していなくて取れないとなれば、この事業は没になるのか、それまでちょっと確認します。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) ここで未収入特定財源の部分ですが、正確にはその事業におきましては額の確定後、その案分での国県の財源となりますので、若干の誤差というか、変動はあろうかと思いますが、基本的に事業の認定を受けて繰越しをしているものですので、これで特定財源が入ってこないということではないということでご理解いただければと思います。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 報告第1号についての報告は終わりました。--------------------------------------- △報告第2号の上程、説明、質疑 ○議長(割貝寿一君) 日程第13、報告第2号 法人の経営状況についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 町長、宮田秀利君。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、報告第2号 法人の経営状況についてであります。 本報告は、塙町が出資しております白河地方土地開発公社の令和2年度経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告をいたします。 以上であります。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 土地開発公社の損益計算書のほうなんですが、29ページです。販売費及び一般管理費ということで、この販売費というのは、土地開発するんだから、どういう経費というか、各町村が結果的には負担したものなのか。出資はしているみたいですけれども、これを見ると矢吹町しか借入金借りて事業はやっていないように見受けられるんですが、この販売費及び一般管理費の金額については、販売に係る経費ということで、仮に職員がいれば職員の経費とか、あるいはチラシ作ったとか、そういうやつの費用なのかちょっと分からなくて、あとその負担ですね、要するに。経費が出ているということは負担が出ていると思うんですが、そういう負担はどうなっているのか。 この収益部門の当期損失ということで55万円載っていますが、収益の部合計が、収益で55万7,271円あるということは、どこかで負担はしていると思うんですが、どんなふうになっているのか。また、塙町の負担が発生したものなのか。出資はこれ財産ということで分かりますけれども、ちょっと分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) これは、白河地方広域市町村圏の事務のほうで事務処理はしております白河地方土地開発公社の経営状況ということで、損益計算書、販売及び一般管理費で55万7,271円ということで、同額で収益の部ということで、事業外収益の部分で6,910円ほど利息収入の部分がここに当たっております。 それの差引き55万361円が今期の損失ということで表記されておりますが、それの財源はどこであるのかという部分でありますが、これはあくまで損失の計算という部分で、各町村で事業費等を今負担しているわけではございません。矢吹町のほうでここからお金を借りて工業団地等を整備したやつがまだ売払い等になっていないという部分が未収金として上がっているというふうな形ですので、会計上は、各町村がこの損益分を負担して今期を処理したということではなく、会計上、その分50万円が損益ということで計上になっているということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 報告第2号についての報告は終わりました。--------------------------------------- △報告第3号の上程、説明、質疑 ○議長(割貝寿一君) 日程第14、報告第3号 法人の経営状況についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 町長、宮田秀利君。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、報告第3号 法人の経営状況についてであります。 本報告は、塙町が資本金の2分の1以上を出資している株式会社塙町振興公社の第24期事業年度が終了しましたので、その経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告いたします。 以上であります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 振興公社の決算報告ということでありますが、貸借対照表にある現金及び預金ということで、長期借入金で8,000万円を、この報告書では載っていますが、借入先は何かとちょっと見たら東邦銀行みたいなことが書いてあったんですが、お金を借りるにしろ、51%は町が出資しているということでありまして、保証人とかあるいは代表取締役社長が実際は借入れはするとは思うんですが、そういう中で、町長と社長は同じですから、保証などは社長にしろ、社長宮田秀利様あるいは塙町長宮田秀利殿、そんな感じで保証しているものなのか、ちょっと分からないものですから、単にそれはお金を借りる場合には保証人とか必要になってくると思うので、もしこれ町長が保証人になっていれば大変なものに感じますので、その辺をお聞きしたいというようなことと。 あと、現金が3月31日でこんなにあるというのはちょっと不自然だなというふうに思ったので、何か町のほうでいろいろ検討するのに当たって、こんなに3月31日に現金があるというのは何か確認したんだか何だか、それをお聞きしたいというようなことと。 あと、36ページに施設管理等売上高ということでありますが、2,500万円、指定管理料はこの中に入っているとは思うんですけれども、これが売上げに、普通考えれば特別損益のほうに入ってくるように私は思ったんですが、なぜ売上高に入ってくるのか。営業して売上高に入っていくのはいいですが、施設管理料とあとは持続化給付金とかいろいろ、町から補助金等が出てくるやつを、その一部が売上げになっているのはちょっとおかしいのかなというふうに思ったもので、その点お聞きします。 あと、一番問題なのが債務超過になっているということです。通常の会社であれば債務超過は清算手続に入る。純資産でも1,900万円のマイナスということでありますが、この決算書を受けて、町の湯遊ランドはなわの指定管理者は適正な管理相手なのか、これ債務超過なので町はどう思っているのか、その辺をお聞きいたします。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) まず、4点ほどございましたが、8,000万円の借入先という関係と保証人の関係でございます。 議案書の42ページです。 中段に資金調達の状況ということで、これ令和2年度の事業報告書の中身になりますが、こちらで日本政策金融公庫並びに東邦銀行より、今回、新型コロナウイルス感染症特別貸付を利用いたしまして8,000万円の長期借入れを実行しているというふうになってございます。こちらにつきましては、今回コロナの関係ですので、その売上げ等を見た中でこの2つの金融機関が貸付けを行っているということで、保証人については特別、町とか町長とかがなっているということではございません。 次に、資料の35ページ、貸借対照表、Ⅰの流動資産の次の現金及び預金3,696万3,956円、非常にこの現金及び預金が多いんではないかということでございます。こちらにつきましては、恐らく借入金の一部がこちらに充当されながら、次の月に給与とかも払わなくちゃいけませんので、ここで現金とかが、この金額が載っているというふうに私のほうでは解してございます。 次に、36ページ、損益計算書のⅠの売上高、上から5つ目、施設管理等売上高というところで、いわゆる指定管理料、これ昨年もご質問いただいてございます。こちらにつきましては私のほうで、会計上ここに入ることが本当に正しいのかという部分で調査させていただいております。 まず、こちらの施設管理等売上高3,756万6,201円のうち、いわゆる指定管理料であります2,500万円が会計処理されてございます。これは指定管理を受託した者が受ける指定管理料収入、いわゆる振興公社が受ける指定管理料収入です。指定管理というサービス、また役務に提供する対価になるということで、収益として会計処理されることとなります。 なお、施設管理等売上高には、施設の管理に関する役務の提供の対価であることから、消費税法による資産の譲渡等の対価に該当するため、課税対象となるため、今回ここの部分は指定管理料2,500万円から消費税を除いた分がこちらに計上されていると。通常、一般的にも、会計事務所とかも問い合わせて確認をいたしましたが、ここに会計処理されるのが一般的には妥当であるということで判断をいただいてございます。 また、債務超過の関係でございます。 今回決算書、今回このご報告をいただいて、いわゆる指定管理者として適正なのかという部分でございます。指定管理者として指定管理をする段階で、例えば会社のどれだけの収益があるとかそういうところの判断材料ではなくて、あくまで施設を管理できるにふさわしい会社なのかという部分、当然、議員ご指摘のように債務超過の会社が指定管理ができるのかという部分はございますが、現在、先ほどの8,000万円の借入れなんかをしながら経営の復活というか、経営を戻していくような方向で、振興公社のほうも今、鋭意努力をしておりますし、町のほうでも今回、昨年度委託事業で経営内容の改善という部分で今年度も着手してございますが、そこの部分を含めてやってございますので、直接この指定管理者と債務超過というところは整合性を持つというか、町のほうでは今のところは指定管理ということで、5年間の契約は継続していく考えでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 報告第3号についての報告は終わりました。--------------------------------------- △同意第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第15、同意第1号 教育委員会委員の任命についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 町長、宮田秀利君。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第1号 教育委員会委員の任命について提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、塙町大字川上字柳下5番地、藤田和宣氏を教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項により、議会の同意を求めるものであります。 藤田和宣氏は、教育への情熱が熱く、地域の信望を集め、人格が高潔で、教育委員として適任であります。委員に任命したく、ご審議の上ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから同意第1号を採決します。 お諮りします。 本案はこれに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 同意第1号については同意することに決定しました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(割貝寿一君) お諮りします。 ただいま総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、閉会中の継続調査申出書の提出がありました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。 また、議員派遣の件を日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、これらの件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 休憩します。               休憩 午後3時23分               再開 午後3時24分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △委員会の閉会中の事務調査の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第1、委員会の閉会中の事務調査の件を議題とします。 総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました調査事項について、閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りします。 各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第2、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議員派遣の件は、お手元に配りましたとおり派遣することに決定しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(割貝寿一君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和3年第5回塙町議会定例会を閉会します。               閉会 午後3時26分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長      割貝寿一        署名議員    吉田広明        署名議員    青砥與藏...